越谷から新大宮バイパスへ直結します。
浦和エリアを東西横断
JR埼京線東側で4車線開通済みの「道場三室線」(画像:さいたま市)。
さいたま市が南与野駅付近で東西道路として工事中の都市計画道路「道場三室線」について、南与野駅付近~新大宮バイパスの約1.2kmが2024年3月13日に開通することがわかりました。
この道路は、越谷から続く国道463号「越谷浦和バイパス」の延長線上にあり、北浦和駅南側を経て、南与野駅東口まで道路が到達していました。今回の開通で、JR埼京線をアンダーパスし、新大宮バイパスへ直結を果たします。
今回は暫定2車線での開通となります。4車線完成は、4月中を目指すとしています。
越谷浦和バイパスは駒場運動公園から北浦和駅南側でも4車線化事業が行われています。道場三室線は、さらに新大宮バイパスから西へ抜けて埼玉大学付近へ至る「栄和工区」も、2022年度に用地取得が完了。将来的に羽根倉橋東詰へ直結し、国道463号「浦和所沢バイパス」と接続を果たします。
これまで浦和・与野の東西軸は国道463号が担ってきましたが、この区間を通過しようとするとポキポキと右左折が必要なルートで、交通集中による混雑が課題となっていました。JRと交差する他の周辺道路はいずれも狭く、「道路三室線」が完成すれば、市街地を通過する新たな動脈となることが期待されます。