国内最大規模の日米共同訓練が始まったばかり。
与那国島や尖閣諸島の至近をウロウロ
防衛省・統合幕僚監部は2024年7月29日、沖縄県の近海において中国海軍ドンディアオ級情報収集艦1隻を確認したと発表。海上自衛隊が撮影した写真も公開しました。
同艦は、前日の28日午前7時ごろに日本最西端である与那国島の南約60kmの海域を北進。その後、当該艦艇は与那国島と西表島(沖縄県)との間の海域を北東進した後、魚釣島(尖閣諸島)の西70kmあたりの海域を北進したといいます。
海上自衛隊の護衛艦「きりさめ」(画像:海上自衛隊)。
これに対し海上自衛隊は、長崎県の佐世保基地を母港とする護衛艦「きりさめ」や、沖縄県の那覇航空基地所属のP-3C哨戒機によって、所要の警戒監視や情報収集を行ったとしています。
なお、九州・沖縄地域では、28日より陸上自衛隊とアメリカ海兵隊による国内最大の共同訓練「レゾリュート・ドラゴン24」が始まっています。