こども家庭庁は、同庁の取り組みについて知ってもらおうと、夏休み大臣室開放「こどもまんなか大臣になってみよう!」を2024年7月30日~8月2日に小・中学生、幼児向けに開催している。
これに合わせて7月29日、障害の有無にかかわらず一緒に活動する「こどもの城合唱団」の42人が同庁を訪問した。気持ちを合わせた合唱曲が披露され、加藤鮎子・こども政策担当大臣は「『みんなハッピー』がとっても伝わって、私もハッピーな気持ちになりました」と話した。
世代や性別、国籍や障がいの有無を超えた「こどもの城合唱団」のパフォーマンス
「こどもの城合唱団」は、世代や性別、国籍や障がいの有無を超えた多様なメンバーで構成されている。歌やダンスのほか、アート活動などを行う。活動を通じて、子どもたちが音楽を力に生きていけるよう、また自分の個性を信じられるよう、育成している団体だ。
この日、加藤大臣が合唱団の子どもたちと対面し、「みなさんの歌とパフォーマンスを大変楽しみにしていました。思う存分、日ごろの練習の成果を発揮して、素晴らしいパフォーマンスを見せて」とあいさつした。
続いて、こどもの城合唱団による合唱とダンス。オリジナル曲「素晴らしい出会い」や「世界中の子どもたちが」、「歌えバンバン」などを披露した。
パフォーマンスが終わると、加藤大臣は大きな拍手を送り、「みなさんのサウンドメッセージの『みんなハッピー』がとっても伝わって、私もハッピーな気持ちになりました」と話し、こう続けた。
「こども家庭庁は、子どもや若者がいきいきできる『子ども真ん中社会』の実現を目指しています。皆さんが届けてくれた『みんなハッピー』というメッセージは、こども家庭庁がまさに目指しているところです」
そして、「これからもたくさんの人たちに元気いっぱいなパフォーマンスと、ハッピーを届けてもらえたら私もうれしく思います」とエールを送った。
大臣室開放「こどもまんなか大臣になってみよう!」のプログラムの体験では、こども家庭庁内の見学、大臣席に座って写真撮影、黒板へのメッセージの記入にくわえ、「こどもまんなか缶バッジ」づくりの体験活動なども行われた。<J-CASTトレンド>