フランス在住の三児の母・杏さんが友達と集まるときによく作るという、おもてなし料理のレシピをYouTubeで公開。見た目が華やかなのに、とっても簡単で驚きです!
頑張らないレシピなのに豪華見え!!
3人のお子さんとパリで暮らしている杏さん。動画で公開したのは「簡単だけど映えて盛り上がるとか、友達が来たときに自分が楽しめる」おもてなしレシピ2品です。
ひとつめは「豚肉と野菜のオーブン焼き」。ドーンと立派な豚ロースの塊肉にフォークで何ヶ所か穴をあけ、両面に塩をすりこんだら、包丁で切り込みを入れて薄くスライスしたニンニクを詰めていきます。
さらにローズマリーの葉を塊肉に散らします。このローズマリーは庭に生えていたものだそうで、杏さんいわく、「ローズマリーは特に手入れをしなくても年中収穫できる」ので、使うたびに採取しているとのこと。もちろん他のハーブで代用しても良いといいます。
オーブン皿にオリーブオイルを薄く伸ばして真ん中に塊肉を置いたら、周りにひと口大に切った野菜を並べていき、お肉と一緒にこんがり焼きます。杏さんはじゃがいもと玉ねぎ、マッシュルーム、エリンギを使いましたが、にんじんやキャベツなども美味しく仕上がるよう。野菜に塩を振りかけて下味をつけ、焦げ付きを防ぐためにオリーブオイルをたっぷりかけていくのもポイント。塊肉にもオリーブオイルを少しかけたら、下準備は完了。あとはオーブンで約40分焼くだけ!
オーブンで焼いている間に、もうひとつのおもてなし料理「野菜のせいろ蒸し」に取りかかります。味をつけていない蒸し野菜は、小さな子どもから大人まで、年齢を問わず食べてもらえるのでおすすめだと杏さん。
野菜のせいろ蒸しは、「子どもはマヨネーズをつけて食べたりとか、大人はそれぞれ好きな味つけをしてみたりとか、何にでも応用できる。さらに食材が余ったら持ち帰ってそれぞれ自分の家で別の料理にカスタマイズできるので一皿用意しておくと、とくにお子さまがいる家庭にはおすすめ」といい、夕食準備の時短にも一役買いそうです。
オーブン焼きができあがったら、塊肉をカットし、ハーブ塩をかけたら完成です。
お酒にも合う、おかずにもなる「豚肉と野菜のオーブン焼き」と、どの年齢層でも食べやすい「野菜のせいろ蒸し」。杏さんはどちらもお皿に盛らず、テーブルに鍋敷きを置いてそのまま出します。洗い物が少なく済むうえ、より豪華に見えるので、一石二鳥ですね。頑張らずにできて見栄えするおもてなし料理、来たるホリデーシーズンに作ってみてはいかかでしょうか。
(マイナビ子育て編集部)