HAPPY WOMAN実行委員会とエーザイのコンシューマーhhc事業部はこのほど、2020年より働く女性の意識・行動実態調査を実施し、その結果を発表しました。
■有職女性の7割が忙しさを感じている
有職女性で忙しさを感じている人は75%で、コロナ禍後の前年調査時(2023年4月)の77%とほぼ同程度となり、7割を超える高い数値であることが分かりました。
直近1年間で感じるようになった疲れとしては、「からだの疲れ・負荷」が59.8%で、「こころの疲れ・ストレス」(56.9%)を上回る結果に。
前回調査と比較すると「からだの疲れ・負荷」は17ポイント、「こころの疲れ・ストレス」は10ポイント上昇しており、精神的・身体的に疲れを感じる女性が増加しています。
■疲れの原因1位は「仕事・業務量が増えたこと」
より感じるようになった疲れの原因としては、「仕事・業務量が増えたこと」が52.5%で最多でした。以下、「運動不足」が26.9%、「自分の時間が確保できないこと」が22.3%で続いています。
■「担う役割の負担が大きい」女性、昨年の約2倍に
また、直近1年間で担う役割の負担が大きくなったという人は、66%にのぼり、前年の35%から大幅に増加しました。
■様々な「からだの悩みを感じる人」が増加
現在のからだの悩みは、「精神的・肉体的なつかれ(イライラ、疲れが取れないなど)」が1位、「運動不足による体力/気力低下」が2位となっています。ほぼ全ての項目で上昇傾向にあリ、全体的に悩みが増えている結果となりました。
■調査概要
調査時期:2024年5月
調査手法:Web調査
調査エリア:全国
対象者:
スクリーニング調査/20歳~59歳の男女7,405人(女性3,987人、男性3,418人)
本調査/20歳~59歳有職者(パート含む)男女計2,000人
(フォルサ)