元々グリーンのイメージもあるにはあるが…。
F1グランプリへの復帰とアロンソ効果?
自動車メーカーのアストンマーティンは2024年2月27日、「レーシンググリーン」が新車購入時に最も人気のあるカラーになったと発表しました。
「レーシンググリーン」カラーのアストンマーティン・ヴァンテージ(画像:アストンマーティン)。
同メーカーは、2021年からF1グランプリに1960年代以来の復帰を果たしており、「レーシンググリーン」は、モータースポーツの頂点への復活を祝って登場したカラーです。
同色はアストンマーティンのF1復帰後、12か月間で新車受注の約7%を占めるようになり、その後も着実に台数を伸ばします。
2023年4月から受注が急増し、現在では2番人気の「ゼノングレイ」(6.8%)の2倍近くに上る新車の12%が「レーシンググリーン」となっているそうで、従来人気のあった「ゼノングレイ」や「マグネティックシルバー」を抜いてトップに躍り出ています。
2023年に同色の人気が急激に高まった理由としては、フェルナンド・アロンソ選手がアストンマーティンのF1チームに加入した影響が大きかったのではないかとしています。
また、2024年のF1シーズン第1戦、バーレーングランプリの開幕直前に新たに公開された販売データによると、新車購入の4分の1近くで、グリーン系9色のどれかが選ばれていることが明らかになったとのことです。