3リッター直6エンジンに5速マニュアル、乗り手を選ぶ?
山梨県警は2026年2月10日、公式Xにて上野原署で運用されている150系クラウンパトカーの車検更新が決まったと明らかにしました。150系は70年以上の歴史を持つトヨタ「クラウン」シリーズの10代目にあたるモデルで、1995年から2001年にかけて生産・販売されました。クラウンシリーズでは「最初のモノコックボディ」モデルになります。
上野原警察署で使われている150系クラウンパトカー(乗りものニュース編集部撮影)
パトカーは酷使されるため、おおむね6年から7年、長くても10年程度で現役を退きます。そのようななか、四半世紀にわたって第一線で使われ続けるのはきわめて珍しいと言えるでしょう。
上野原警察署の150系クラウンパトカーは、3000ccの直列6気筒エンジンに5速マニュアルミッションという組み合わせです。配備は1999年度のため、車齢はすでに26年を超えます。
その後導入された170系や180系はもちろん、2016年度から調達が始まった210系ですら、どんどん退役が進み数を減らしている中で、それらよりも何代も古いパトカーが現役なのは感嘆に値するといえるでしょう。
実際、2026年1月上旬に起きた上野原市の山林火災では、交通規制や夜間警戒に従事するなど、地元警察署の“一員”として現場を支えました。
県警によると、来年度は新しいパトカーと共に各種イベントへの出動も予定しているとのこと。まさに「老兵は死なず」を体現するベテランパトカーの勇姿は、行く先々で注目を集めそうです。
