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おっさんホイホイ!? バイク業界を席捲「ネオクラ」とは “パパ感涙” ビジネスが理にかなっているワケ

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昨今の二輪業界では「ネオクラ」がムーブメント。シニアから若手まで魅了するその流れのスゴさは2024年3月下旬に開催された「東京モーターサイクルショー」でも見られました。

「ネオクラ」には“懐かしい” と “カッコイイ” が同居か?

 近年、オートバイ界隈では、ネオクラシックバイクがちょっとしたブームになっています。これは、往年の名車を意識したスタイルを現代のバイクで再現したもので、略して「ネオクラ」などと呼ばれたりもします。2010年代後半頃から世界的なブームとなり、それに伴い、各社さまざまなモデルを販売するようになっています。

 2024年3月22日から24日にかけて、東京お台場の東京ビッグサイトで開催された「第51回 東京モーターサイクルショー」でも、ネオクラは大人気。海外メーカーも含め各社ラインナップを強化していました。

Large 240326 neocla 01東京モーターサイクルショーのカワサキブースに展示されていたZ900RS“イエローボールエディション”。またがる人の列は絶え間なく続き、その人気は衰え知らず(石津祐介撮影)。

 昨今は、1970年代から80年代にかけて巻き起こったバイクブームにどっぷり浸かった40代から60代のいわゆるミドル世代が、バイクを新車で購入する中心層となっているため、その世代に刺さるからこそ売れていると思えますが、実はそれ以外の要因もあるようです。

 ひとつは、ブーム当時を知らない若い世代にもその魅力が波及しているという点です。いまや昭和時代のデザインは「昭和レトロ」と言われるほどで、10代や20代には逆に新鮮に映ります。若いライダーたちには、ネオクラのオートバイは「懐かしい」のではなく、「かっこいい」ものなのでしょう。

 また、本物のクラシックバイクを所有するには、相応の資金と知識が必要ですが、ネオクラのバイクであれば見た目はクラシカルでも中身は最新なため、維持費はそこまで必要なく、また故障する確率も格段に低くなるため、安心して乗ることができます。

 こうした理由から、その人気はいまだに衰えることなく続いていると言えるでしょう。

「Z900RS」ホント多すぎ!

 日本のネオクラ市場を事実上、牽引していると言えるモデルが、カワサキの「Z900RS」です。2017年の発売以来、401cc以上の大型二輪クラスでダントツに売れていて、もはや「キング・オブ・ネオクラッシク」と言えるほどです。実際、遠出すると必ずと言ってよいほど出会うバイクで、休日のツーリングで数えてみたら、両手の指だけでは足りないほどでした。

 Z900RSは、ネイキッドのなかでもスポーツ性に優れた「ストリートファイター」と呼ばれるモデルのZ900をベースに、往年のカワサキの名車「Z1」や「Z2」に似た外観をまとったネオクラ・バイクです。そのため、カラーリングもZシリーズの象徴とも言える「火の玉カラー」や「玉虫カラー」を採用しています。

Large 240326 neocla 02RKブースに展示されていたヨシムラカスタムのZ900RS。伝統のストレート管がレーシーな雰囲気を醸し出す(石津祐介撮影)。

 筆者(石津祐介:ライター/写真家)は、個人的にはストリートファイターモデルが好きなので、バイクを購入する際にZ900の見積もりをお願いしたところ、ネオクラのRS人気が凄すぎてか「Z900ですか? RSじゃなくて?。Z900、あまり人気なく在庫ないので、Ninja(ニンジャ)どうですか?」と別モデルを勧められたほどです。

 これだけの圧倒的な人気ゆえに、カスタムメーカーもレーシーな本気度の高いパーツからドレスアップ要素の強いものまで豊富にラインナップしており、今回の「東京モーターサイクルショー」でも揃ってZ900RSのデモ車を展示するほどでした。

 他にもカワサキのブースでは、小排気量のクラシカルモデル「W230」と「メグロS1」も展示されていました。こちらは、排ガス規制で生産終了になった「エストレヤ」を補完する事実上の後継モデルといえるもの。排気量は230ccと普通二輪免許(いわゆる中型二輪免許)」で乗れるネオクラです。そのため、おそらく待ちわびたファンは多いのではないかと、同社ブースを見て筆者は実感しました。

「ネオクラ」ブームは海外メーカーにも

 一方、二輪業界のトップ企業であるホンダがラインナップしているネオクラモデルで人気なのが、GB350シリーズです。

 2023年の251~400cc排気量クラスで販売台数トップを誇るGB350シリーズですが、今回、そのラインナップへ新たに「GB350 C」が加わりました。前後のフェンダーを大型化し、フロントフォークカバーとヘッドライトカバー、タンク形状やサイドカバー、マフラーなどを、よりクラシカルなデザインに変更しているのが特徴です。

 一方のヤマハのブースには、こちらもネオクラ車として人気のXSR900をベースに80年代のレースマシンを彷彿とさせる外観へとモディファイした「XSR900GP」がありました。

 XSR900GPは、ヤマハがスポーツヘリテージモデルと銘打ち2023年10月に発表した最新モデルで、YZR500のマルボロカラーをオマージュとしています。

Large 240326 neocla 03トライアンフ「スクラストン」の最終モデルとなる「ファイナルエディション」(石津祐介撮影)。

 今回は、レースマシンとして人気だったRZ500RとFZ400Rのレーサーレプリカをモチーフとしたワイズギアの外装キットを装着し展示されていましたが、筆者のように1980年代のレプリカブームにどっぷりだった世代にはたまらない仕上がりに、会場でも「おっさんホイホイ」マシンとなっていました。

 ベースとなったXSR900と比べると、外観を変えただけでなく、アップハンドルからセパレートハンドルへの変更やライディングポジションの更新、車体剛性や前後サスペンションなどのアップグレード化が図られているのがわかります。

 なお、今回の「東京モーターサイクルショー」では、海外メーカーもネオクラに特化したモデルを展示しているのが多々見られました。たとえば、トライアンフやロイヤルエンフィールドなどといったイギリスの老舗メーカー/モデルも、中国やインド、東南アジアなどのマーケットを意識した小排気量クラスのネオクラ車種を展開しているほどです。こうして見てみると、ネオクラの選択肢の幅は広がっていると言えるでしょう。

 日本では、オートバイはもはや「実用品」というよりも「趣味の乗りもの」と化しています。少量多品種の製品展開をしていかなければならない中で、各メーカーのこうした取り組みは理にかなっているのです。

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