日常でモヤッとする出来事があったとき、ついSNSに書き込んでしまうという人も多いのではないでしょうか。XやインスタグラムなどのSNSに、仕事やプライベートの愚痴を書くのは「アリ」か「ナシ」か――。ネット上では、賛成派と反対派で意見が分かれているようです。
「別に誰かに向けて書いてるわけじゃなくて…」
SNSに愚痴を書き込む人に対して、ネット上では「かまってちゃん」「皆に聞いてほしいからSNSに書くんでしょ」などという声が。一方で、実際に愚痴を書き込んでしまう人からは、「一種のストレス発散行為」「別に誰かに向けて書いてるわけじゃなくて、ただモヤモヤを吐き出したいから書いてるだけ」と主張する声が上がっていました。
もちろん否定派だけではなく、「見たくなかったらブロックしたり閉じたりできるし、リアルに愚痴を聞かされて時間を取られるよりはいいかな」「悪口じゃなくて愚痴程度ならむしろ親近感がわくし、会ったときにその話で盛り上がれる」と、SNSでの愚痴を肯定する意見も。
インスタグラムには、24時間経過すると消える「ストーリーズ」という投稿方法や、公開する範囲を限定する機能もあります。それらを使用して「見せる範囲を気にすればアリなのでは?」との意見もありました。
しかし反対派からは、「やっぱりネガティブなことを目にすると不快な気持ちになる」「SNSだと予期せぬタイミングでネガティブなものを見てしまうから嫌だ」という声が。対面で話しているときは、相手の表情や前置きの言葉で愚痴を話し始めるのを感じることができますが、SNSではそれができないため、回避しようがないとのこと。
また、公開範囲が限定されていたとしても、自分がそこに含まれていると見たくなくても見てしまうため、「不特定多数が見るところに愚痴は書かないでほしい」と考える人も多いようです。中には「愚痴をつぶやき続ける人って、何でも不満に思うようになるよね」「たまに愚痴るのはいいけど、四六時中愚痴ばっかりの人とは付き合いを避けるよ」という声もありました。
皆さんは、SNS上に愚痴を書くことについて賛成でしょうか? それとも反対でしょうか? どちらにしても、常に不特定多数の人が見ているということを意識し、節度を持ってSNSを活用したいものですね。
オトナンサー編集部