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効率的にポイントを貯めるには? 新生活の今こそやるべき「ポイント経済圏」の見直し

マイナビウーマン

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食品や光熱費など、生活に関わるさまざまなモノの値上げが続く中、出費を少しでも減らすために注目され続けている「ポイ活」ですが、いまいち活用しきれていない方も多いようです。

特に今の時期は、引っ越しや異動など、生活に変化のあった方も多いと思います。そこで今回は、改めてポイ活の基本を振り返りながら、新生活でより上手にポイントを貯めるためにやるべき「ポイント経済圏の見直し」についてご紹介します。

■そもそもポイ活とは

「ポイ活」とは、日々の買い物などでポイントを貯めて、そのポイントを活用することを言います。具体的には、クレジットカード払いをすることで付与されるポイントを貯めて、貯めたポイントを景品に交換したり、買い物の時にポイントで支払ったりすることなどを指します。

ポイントの種類は数多くあり、貯め方もさまざまです。そのため、複雑と思われがちですが、お金と同じで貯まる仕組みを作ればそれほど難しくはありません。

■自分が貯めやすいポイントを見つけましょう

ポイントが貯まるサービスはたくさんありますが、「楽天ポイント」「Pontaポイント」「dポイント」「Vポイント(旧Tポイント)」が4大ポイントとされています。この他にも、スーパーのポイントやクレジットカード、銀行や証券会社といった金融サービス、インターネットショッピング、交通系のポイントなどがあります。

基本的な貯め方としては、それぞれのポイントに対応するアプリがあり、買い物時にアプリを開いてバーコードを読み込むだけでポイントが貯まります。会員登録や年会費は無料ですので、まずは4大ポイント全てのアプリをダウンロード&会員登録して、日々のお買い物の中でどのポイントが付与されるか気にしてみましょう。

使っていくうちに、自分の生活圏の中で貯まりやすいポイントが分かります。そこからご自身の経済圏を見つけることができるでしょう。ポイントが貯めやすい、貯めにくいは、お住まいの地域や職場などが変わることでも変化することがありますので、柔軟に対応することが大切です。

■ポイ活をする上で重要な「ポイント経済圏」とは?

効率的にポイントを貯めるには、先にも少し触れましたが、「経済圏」を決めることです。経済圏とは、お買い物やサービス、支払い方法といった自身の経済活動を、特定の会社やサービスにまとめることです。「楽天経済圏」「au経済圏」「PayPay経済圏」「Vポイント経済圏(SBI経済圏)」「docomo経済圏」「イオン経済圏」といった経済圏があり、クレジットカードや通信会社、生活圏などで決めると、より効率よくポイントを貯めることができます。

これらのサービスを集中させることで、よりポイントが貯めやすくなります。例えば、楽天経済圏なら、楽天カード、楽天モバイル、楽天ペイ、楽天ラクマ、楽天市場、楽天証券、楽天銀行など、日ごろから買い物や利用サービスを楽天のサービスに集中させることでポイントが貯まりやすくなり、楽天市場での買い物の際のポイントの付与率が高くなるため、効率的にポイントを貯めることができます。

■自分の生活に合った経済圏を見つけましょう

経済圏を決める基準は、ポイントが「貯めやすい」「分かりやすい」「使いやすい」、この3つを満たしていることが大切です。例えば、クレジットカードのポイント付与率が0.5%と1%では、ポイントの貯まる速度が違いますよね。そのほかのサービスでもポイント付与率が高くなることで、ポイントは加速度的に貯まりやすくなります。そして、そのポイントが現在何ポイントあるのかがひと目で分かるようになっているかも大切です。

例えば、期間限定ポイントがあるなら、「何ポイントあって有効期限はいつまでなのか」が分かると、買い物をする際に期間限定ポイントから使うようになり、ポイントを有効に使うことができます。そして、せっかく貯めたポイントも、景品や別のポイントに交換するといった手間がかかると、期限切れで失効してしまうことも。貯めたポイントを有効に使うためにも、ポイントが使いやすいかどうかもしっかりとチェックしましょう。

■おすすめの経済圏は?

私自身は、楽天経済圏をメインにポイ活をしています。さまざまなサービスを活用することで、ポイントがどんどん貯まるからです。楽天経済圏のメリットは、楽天ポイントが貯まる系列のサービスには、必ず「楽天」が付いていることと、IDの紐づけが簡単にできることです。そして、楽天のサービスは多岐にわたるので、生活全般においてポイントを貯めるチャンスがあります。

例えば、私の日々の支払いは楽天ペイの決済がメインです。その際は、楽天カードから楽天ペイにチャージをしてお買い物をします。これだけで、合計1.5%分のポイントが付与されます(※)。

さらに、私は楽天モバイルを契約しているので、楽天市場での買い物は常に5倍(通常会員1倍+楽天モバイル+4倍)になります。楽天市場以外でのネットショッピングは、「楽天リーベイツ(Rebates)」を経由して買い物をすると、買い物金額に応じ、サイトごとの所定のポイントバック率で楽天ポイントが付与されます。

他にも、歩いてポイントが貯まる「楽天シニア」(シニアとなっていますが、年齢制限はありません)や、アプリ内で広告をクリックするとポイントがもらえる楽天公式ポイ活アプリ「Super Point Screen」で、買い物をしなくてもポイントを貯めることができます。

■新NISAを検討している人は経済圏を要チェック

経済圏を決める上でもう1つ重要なキーワードとなるのが、最近注目されている「新NISA」です。新NISAのための口座を開設する場合、自分のポイント経済圏に合わせた証券会社で口座開設することで、ポイ活をより効率的にすることができます。

証券口座を開設して行う資産運用では、現金とポイントを組み合わせて投資信託や株式を購入することが可能です。売買の際は所定の手数料がかかり、相場の変動によってはマイナスになることもあります。なお、どのポイントで投資をしたいかによって利用できる証券会社が異なりますので、事前に確認をしましょう。

また、いきなり本格的な資産運用はハードルが高いという方は、ポイントを使って投資する「ポイント運用」もおすすめです。基本的に手数料はかからず現金を使わないので、マイナスになったとしてもダメージは抑えられ、気軽に投資体験ができます。

いずれにしてもポイントを活用して本格的な資産運用や投資の疑似体験ができるので、自分のポイント経済圏に合わせた証券口座選びが重要です。

■自分に合った経済圏で効率的なポイ活を

ポイ活の基本的な知識に始まり、経済圏を見直す上で注目すべき項目を紹介してきました。さまざまな経済圏がありますが、ポイ活をする上で重要なことは、自分の生活圏や利用しているサービスに合わせて、無理なく続けることです。

ポイントの効率的な貯め方、使い方の一連の流れを今一度確認をして、ご自身の生活に合ったポイント経済圏を形成して、よりお得なポイ活に切り替えてみてはいかがでしょうか。

※ 2024年6月3日までのポイント還元プログラムとなります。2024年6月4日以降は、ポイント進呈ルールが変更となり、楽天キャッシュへのチャージ方法に関わらず、チャージをした楽天キャッシュで 支払いをすると、だれでも 最大1.5%還元となります。
https://pay.rakuten.co.jp/topics/pointprogram/info/202404/

(丸山晴美)

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