1.養老の滝
photo@養老の滝
岐阜県養老郡養老町の養老公園内にある養老の滝は高さ32m、幅4mあり、岩や老樹のそばを流れ落ちる様は圧巻で、日本の滝100選にも選ばれている名瀑です◎滝が巨岩から小さな岩の間を伝って流れ落ち、川に流れていく様は美しく、清涼感と爽快さを感じさせてくれます♡
養老公園の中には遊歩道があり、春には桜、秋には紅葉を楽しむことができます♡滝の上には養老山の登山口があり、山登りやハイキングをしながら滝が眺められるとして、古くから人気の観光スポットです。養老鉄道の養老駅から滝までは約4kmあり、徒歩だと50分くらいかかります。滝の上部には駐車場があるので、車でのアクセスが便利です。
養老の滝
2.大滝鍾乳洞
撮影：Tomotaka NAGATA 『場所：大滝鍾乳洞』
大滝鍾乳洞は総延長2kmになる東海地区最大級の石灰洞窟で、鍾乳洞の入り口までは杉林の急斜面を木製のケーブルカーに乗って移動できます。風情ある乗り物での移動は、わくわくしますね♪古生代の石灰岩層にできた断層が地下水によって削られてできた鍾乳石は色彩がとても美しいことで有名です。
現在は約700mの通路が公開されており、洞窟の奥には落差30mの滝があり、豊富な水が今でも鍾乳石を成長させていることがわかります。乳白色の鍾乳石が多いのですが、金属イオンの溶けた赤い鍾乳石や、壁面に咲いたたくさんの石華や石筍石柱などいろいろな種類の鍾乳石を楽しめます♪
大滝鍾乳洞から車で3分ほどのところには縄文洞があり、お得なセット入場券も発売されていますよ＾＾
大滝鍾乳洞
3.宇津江四十八滝
photo@宇津江四十八滝
県立自然公園に指定されている宇津江四十八滝は、宇津江川上流の渓谷にある滝の総称です。標高1300mからしぶきをあげて落下する滝は非常に美しく、21世紀に残したい日本の自然100選や岐阜県の名水50選にも選ばれています◎
全部で13カ所ある滝はそれぞれ雰囲気が異なりそれぞれ魅力がありますが、王滝は落差が18.8mあり、その壮大さに心を打たれます。園内は歩きやすいように舗装されており、1時間くらいで全ての滝を見て回れますよ♡
近くには花園やキャンプ場、温泉施設もあり、紅葉の名所としても有名な宇津江四十八滝は、年間を通じて多くの観光客が訪れています。
宇津江四十八滝
4.飛騨大鍾乳洞
photo@飛騨大鍾乳洞
宇津江四十八滝と同じ高山市にある飛騨大鍾乳洞は、観光できる鍾乳洞の中では日本一高い、標高900mの場所にあります。観光用部分の洞窟は全長800mあり、ところどころがライトアップされ、幻想的な雰囲気が漂っています♡
鍾乳洞の中からは、フズリナやウミユリなどの化石が発掘されており、2億5千万年前以上はここが海底だったことが分かっています。また、ヘリクタイトと呼ばれる鍾乳石が見られるのはこの鍾乳洞だけであり、自然の偉大さを感じられる観光地です。
飛騨大鍾乳洞
5.新穂高ロープウェイ
photo@新穂高ロープウェイ
岐阜県高山市といえば奥飛騨温泉郷が有名で、その最奥にある新穂高温泉は北アルプスが目前に広がるその雄大な景観に癒されます。新穂高ロープウェイは、日本唯一の2階建てのゴンドラで新穂高温泉から標高2000mの北アルプスへと向かいます。
360度のパノラマで広大な山々の景色を堪能でき、心からリフレッシュするのを感じられますよ♡10月中旬から11月中旬までは、きれいな夕焼けを見られるように運行時間が延長される「サンセットロープウェイ」が運行されるのでホームページをチェックしてみてくださいね♪
6.乗鞍スカイライン
photo@乗鞍スカイライン
飛騨から乗鞍岳畳平(のりくらおかたたみだいら)をつなぐ乗鞍スカイラインは、山岳観光道路として毎年5月中旬から10月末にかけて開通されます。自然保護のためにマイカー規制がされ一般車両は通行できない為、長野側か岐阜側のどちらかからバスかタクシーを利用しましょう。
全長約14.4kmの乗鞍スカイラインからは、飛騨と信州にまたがる3000m級の山々が望め、山々に雲がかかっている様はまるで天空の世界にいるような不思議な気分を味わえます♡
7.船町港跡
photo@船町港跡
岐阜県大垣市は、かつて河川を利用した舟運(しゅううん)が盛んで、水の都と呼ばれていました。なかでも松尾芭蕉も船で下った水門川は、明治時代に入っても重要な交易ルートとして利用され、昭和初期には年間1万もの船が往来していたと言われています◎
船町港跡にある住吉灯台は明治20年に再建されたもので、寄棟造りで高さが8mあり、上の部分には油紙障子がはめこんであります。水門川沿いには「四季の路」が続いていて、季節の移ろいを感じながら散策を楽しめます♪
8.下呂温泉
photo@下呂温泉
日本三名泉といえば兵庫の有馬温泉、群馬の草津温泉、そしてここ岐阜県下呂市にある下呂温泉です。まろやかな泉質がお肌にやさしく、美肌になるとして女性に人気の温泉地です♡足湯や共同浴場もあり、気軽に温泉を楽しめます。
下呂市小坂町には小坂の滝と言われる観光スポットがあり、200カ所以上ある滝めぐりができます♪初心者用の「里山ふれあいゾーン」や川の中を進む「奥山挑戦ゾーン」、冒険心を満たす「秘境探検ゾーン」の3つのコースがあります。滝めぐりを楽しんだ後は下呂温泉で疲れを癒してはいかがでしょうか。
9.付知峡
photo@付知峡
岐阜にある渓谷や滝の中で山奥にある秘境の観光地といえば、こちら付知峡(つけちきょう)ではないでしょうか。岐阜県の名水50選、森林浴の森日本100選、飛騨・美濃紅葉33選にも選定されている自然豊かで美しい観光地です♡
付知峡にある不動滝は、水量が多くてとてもダイナミック。滝壺は光の加減で青やエメラルドグリーンに見え、透明度の高い美しさに見入ってしまいます♡整備された遊歩道があり、吊り橋のスリルを味わいながらハイキングを楽しめますが、険しいポイントもあるので足元には十分注意しましょう。
近くにはキャンプ場やバンガロー村があり、キャンプや渓流釣りも楽しめ、秋には紅葉も美しく、シーズン中は多くの観光客が足を運ぶスポットです。
付知峡
10.阿弥陀ヶ滝
photo@阿弥陀ヶ滝
岐阜県郡山市にある阿弥陀ヶ滝は、落差が約60mあり、日本の滝100選や岐阜県名水50選にも選ばれており、東海一の名瀑と言われています◎高い岩壁から流れ落ちる滝は、迫力満点で神秘的。岩壁に沿って歩いていくと、滝の後ろ側に回ることができ、滝の裏側を堪能できます♡
岩肌から滴り落ちた水滴に触れると、ひんやりとして自然の神秘を感じられます。滝の北側にある洞窟は、天文年間に僧侶が修行中に護摩を焚き、阿弥陀如来の姿が浮かび上がったとされており、滝の名前の由来となっています。
阿弥陀ヶ滝
11.金華山
photo@金華山
岐阜市のシンボルとなっている金華山は標高329mで市の中央にあり、山頂には岐阜城がそびえたち、夜景が美しいことからデートスポットとして人気を博しています♡岐阜城の天守閣からは、長良川と濃尾平野が見渡せ、岐阜市内を一望できます。
ふもとにある岐阜公園からはロープウェイが通っていていますが、遊歩道や登山道も整備されており、どのコースも30分から1時間程度で登れるので、手軽にハイキングを楽しめます♪山頂にはリス村もあり、豊かな自然が残る金華山は国有林・鳥獣保護区となっています。
12.恵那峡
photo@恵那峡
恵那峡(えなきょう)は、岐阜県恵那市と中津川市を流れる木曽川中流の渓谷です。古くからあったごつごつとした奇岩や木々の緑が、大正時代にダムの開発によってできた湖と調和して美しい景観を楽しめます。
遊覧船でまわることができるので、間近に獅子岩や軍艦岩、屏風岩などの奇岩を見ることができます♡地質学的にも注目されている場所で、鉱物博物館にも多くの人が足を運んでいます。
恵那峡
13.円原川
photo@円原川
岐阜県山県市の北部を流れる円原川は、透明度の高いエメラルドグリーンの水と岩の苔が美しく、「ぎふ・水と緑の環境百選」に選ばれています。円原川は一部の水が一度地中に潜り、また岩間から湧き出ているため、水が透き通っているとされています。
夏の朝には気象条件が良ければ霧が発生し、木々の間から差し込んだ太陽の光が幻想的で、写真に収めようと訪れる観光客の多いスポットです♡
※令和2年7月10日、大雨により落石や土砂崩れが発生したため、円原川伏流水への道路は通行止めとなっています。復旧するまで立ち入りできないため、ご注意ください。
円原川の伏流水
14.モネの池
photo@モネの池
フランスの画家クロード・モネの『睡蓮』によく似た池があるとして、岐阜県関市板取にある池がSNSで話題になりました。根道神社の鳥居の近くにあるこの池は、透明な湧き水に浮かぶ睡蓮や鯉が泳ぐ様子が美しく、まるで絵画の世界のようです♡
モネの池というのは通称で正式な名称ではありませんが、睡蓮の花が咲く初夏は絶景です♪
モネの池
15.アクア・トトぎふ
撮影：Bong Grit『場所：アクア・トト ぎふ』
岐阜県各務原市にある世界淡水魚園水族館「アクア・トトぎふ」は、環境学習や地域交流を目的に岐阜県によって整備されました。長良川の源流に生息する生き物から世界の川へと広がっていき、学びつつ自然に癒されリフレッシュもできる観光スポットです♡
以上、岐阜県で豊かな自然の恵みを感じてリフレッシュできる観光スポットを15選ご紹介しました。夏の暑さを一時的に忘れ、ストレスから解放されますよ♡ぜひ足を運んでみてくださいね＾＾
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