現地時間25日に行われたイングランド・プレミアリーグ第10節のサウサンプトン対レスター・シティ戦は、アウェイのレスターが「9-0」という衝撃的なスコアで勝利を収めた。数々の記録を更新する歴史的な一戦となっている。
プレミアリーグで1試合9得点を挙げたチームは28年間の歴史でわずか2例目。得点数および得点差の最多タイ記録であり、アウェイチームの勝利としては最多得点記録となった。
この試合で両チームのゴールを守った2人のGKにも注目が集まっている。サウサンプトンのアンガス・ガンとレスターのカスパー・シュマイケルは、“親子2代”続けての明暗を味わうことになった。
過去に唯一1試合9得点が記録された例は1995年3月のマンチェスター・ユナイテッド対イプスウィッチ戦。9-0で勝利したユナイテッドの守護神はカスパーの父親ペーター・シュマイケル氏だった。リーグの歴史に残る2つの試合のゴールを親子GKが守っていたということになる。
一方、ガンの父親であるブライアイ・ガン氏もGKとしてプレミアリーグでのプレー経験があったが、1992年のブラックバーン戦で1-7の敗戦を喫した試合もあった。イタリア『ジャンルカディマルツィオ.com』などによれば、親子2代で1試合7失点以上を喫したGKはプレミアリーグで初めての例だという。