30年以上経過した高架橋の修繕に着手していきます。
向こう約30年間は無料化なし
北九州高速1号線の横代料金所(画像:福岡北九州高速)。
福岡北九州高速道路公社は2022年3月29日(火)、北九州都市高速の料金徴収期間を10年延長し、2053年までとすると発表しました。
公社は料金徴収延長の理由について、北九州都市高速1号線~3号線を中心に、大規模修繕が必要なためとしています。これらの路線は9割の施設が供用から30年以上経過し、老朽化への対応が課題となっていました。
必要な事業費が橋梁部で約280億円、ETC設備や交通管理センターなど諸施設で約118億円にのぼると試算されたため、公社は当初の2043年7月から10年延長する方針を決定、28日付けで国の認可を受けていました。料金の変更は行いません。
大規模修繕事業は2022年度に着手します。対象となるのは1号線の横代から2号線の戸畑付近に至るまでの一連の区間です。