不規則な生活でも揺るがない丈夫な肌は20代前半に置いていき、今はちょっと寝不足なだけでカサつきやくすみが気になるアラサーの私。本当はその日の肌にあわせてスキンケアを変えたいけれど、毎日めまぐるしく過ぎていく中でそんな時間は、ない……(絶対に)。
このまま“肌不調”を見て見ぬふりして生きていくのか……。と半ば諦めていた私でしたが、ついに「これだ!」と思えるスキンケア製品を見つけたかもしれません。
今回は、肌不調に特化したファンケルのスキンケア新シリーズ「toiro(トイロ)」を一足早く試してきたので、コンセプトからテクスチャまで幅広くご紹介します。
■ 30歳前後の“肌不調”のために生まれたスキンケア
株式会社ファンケルは、不規則な生活習慣やストレスにより肌が揺らぎやすい30歳前後の方に向けて、無添加スキンケアの新シリーズ「toiro(トイロ)」<医薬部外品>を、2024年4月18日から通信販売および直営店舗で新発売します。
ファンケルといえば「無添加」。これからもすべての方に安心して使っていただける化粧品であることは変わらないままに、今後は「肌不調の解消」をテーマに目指していくのだそう。「toiro(トイロ)」は、そんな肌不調の解消に特化したスキンケアシリーズなんです。
肌不調の原因となる生活習慣の乱れが最も顕著なのは、30歳前後のアラサー世代。ファンケルがさらに研究を進めたところ、不規則な睡眠により皮脂を構成する成分の一つである「有利脂肪酸」が増え、皮脂バランスが崩れることが分かったのだとか。
皮脂バランスの崩れにより肌のバリア機能が低下することを発見し、「toiro(トイロ)」の製品には、皮脂バランスを整える新成分「早摘みグレープフルーツエキス」が配合されました。また、水分保持力や肌なじみに優れた「ヒト型セラミド」も配合し、角層に潤いが届きやすい処方になっています。
■自分の中にある“十の色”がブランド名の由来
今回行われた新製品発表会には、ファンケル商品企画部の原田 真希(はらだ まき)さんが登壇しました。
「toiro(トイロ)」のブランド名について「いろいろな自分がいるけど、どれも自分。現代においては“十人十色”の域を超え、自分ひとりの中に“十の色”がある時代です」と言及。
毎日同じ肌ではないからこそ、肌の不調に根本からアプローチし、日々変わる肌や気持ちを豊かに満たす。そうすることでさまざまな自分を楽しんでほしい、と想いを語りました。
また、ファンケル化粧品のユーザーから上がった「すぐになくなってしまう」という意見を取り入れ、「toiro(トイロ)」の製品は“2か月分”と、従来の製品よりも容量を増やしているのもうれしいポイント。
さらに詰め替え・レフィルを用意し、環境への配慮がされているのも魅力です。「トイロ バランシングドロップ」の詰め替えは、空気に触れずに一気に注げる仕組みになっているので、酸化が気になる人も安心して使うことができます。
使い終わった後の“まだピカピカの容器”を捨てる時は、なんとなく罪悪感がある人も多いはず。詰め替えができれば無駄なゴミを出すことなく、いつものスキンケアが環境への配慮につながるのはうれしいですよね。
■とろっとしながらもベタつきにくいテクスチャ
「toiro(トイロ)」はテクスチャも魅力。
「トイロ バランシングドロップ」を手の甲に出してみると、肌の上でとどまる、とろみのある質感でありながらも、伸ばしやすく、ベタつきにくいのが印象的でした。
一方で、「トイロ バランシングミルク」はもう少しこっくりめ。
なめらか、かつ保湿感のあるテクスチャですが、浸透がとにかく早い……! あっという間に肌になじむので、ほかのスキンケアと合わせ使いしても邪魔にならないのがうれしいポイントです。
乳液の本来の目的は、肌をやわらかくすること。お手入れが行き届かない間、肌はごわつきやすいから、「トイロ バランシングドロップ」の後は「トイロ バランシングミルク」をなじませて、いつだって調子の良い“やわ肌”をキープしちゃいましょう。
■この機会に、ライフスタイルの見直しも
今回は、ファンケルの新スキンケアシリーズ「toiro(トイロ)」をご紹介しました。肌不調に悩みやすいアラサー女性にもってこいの製品で、気になった方も多いのではないでしょうか。
「toiro(トイロ)」を使いながら、睡眠や食生活などのライフスタイルの見直しも行えば、外側・内側の両方からアプローチできて、肌の調子もグッと良くなること間違いなし。ぜひこの機会に整えてみてくださいね。
(取材・文:michika)