ビズヒッツ(三重県鈴鹿市)が、営業事務をしたことがある女性129人と男性51人に、「営業事務のきついところ」について調査を行い、結果を公開しています。調査は、2024年12月5~19日に、インターネットで実施。計180人から有効回答を得ています。
2位は「繁忙期の業務量の多さ」がランクイン
全回答者に「営業事務をきついと感じることはあるか」と聞くと、「よくある」が36.7%、「たまにある」が41.1%で、合わせて8割近くが「ある」と回答。一方「あまりない」が8.9%、「全くない」が13.3%という結果になりました。
どのような点を「きつい」と感じるのか、聞いたところ、3位は「営業担当や顧客とのやり取り」(10.0%)でした。回答者からは「自分の仕事がいつ終わるかは営業次第なので、おうかがいを立てるのも人間関係をよく構築していないときついと感じると思います」(20代女性)、「得意先の営業が自分を指定して連絡してくる」(40代女性)、「対人関係のストレスだったり、営業担当者や取引先とのコミュニケーションが多くて気疲れします」(40代男性)といった声が寄せられたとのことです。
2位に「業務量が多く内容が多岐にわたる」(12.8%)がランクイン。「繁忙期の業務量の多さ。営業チームをサポートする役割が中心のため、繁忙期になると資料作成、データ入力、請求書処理、顧客対応など、同時並行で行う業務が増えることがあります」(30代女性)、「営業マン6人に対してのフォローをしているため、同時に重要な仕事を任せられたり納期が重なるとかなり大変になる」(30代女性)といったコメントがあったということです。
そして1位は「顧客のクレーム対応」(15.0%)でした。「お客様からのクレームや納期遅延による問い合せが営業ではなく、会社でいつでも電話に出られる営業事務に向きがち」(40代女性)、「電話での対応がメインなのでクレーム対応もあり、お客様からお叱りを受けるため精神的につらいことがあります」(30代女性)、「納期が間に合わずにお客様にお叱りを受けたとき」(40代女性)などの回答が集まったとのことです。
同社は、営業事務について「高いコミュニケーション能力や事務処理能力、臨機応変な対応力などを必要とする営業部の要とも言える職種。きついことやプレッシャーを感じる場面も多いですが、その分やりがいも非常に大きな仕事です」とコメントしています。
オトナンサー編集部