日本デザインが運営するゼロイチWEBデザインスクール「デザスク」はこのほど、専業フリーランスとして働く83人を対象に、フリーランスの実態についての調査を実施しました。
■フリーランスとして案件獲得経路は人脈が38.6%で最多に
「Q.案件の獲得方法として最も多いものはなんですか?」(n=83)と質問したところ、「人脈」と回答した人が最多(38.6%)に。「クラウドソーシング」という回答も25.3%ありました。
■「スキル習得後すぐに専業フリーランスになった」という回答が約7割
「Q.専業フリーランスになるまで(独立するまで)の過程として最も近いものはどれですか?」(n=83)と聞いたところ、67.5%が「スキルを習得後すぐに専業フリーランスになった」と回答しました。
■専業フリーランスに向けやっておいて良かったこと、後悔していることは?
「Q.専業フリーランスとして活動する前にやっておいて良かったと思うことは何ですか?(複数回答可)」(n=83)との質問では、73.5%が「専門的なスキルを身につけること」と回答しました。
専業フリーランスとして活動し始める前にやっておけば良かったとでも「専門的なスキルを身につけること」が34.9%で最多。「人脈を広げておくこと」が30.1%であとに続きます。
また、「Q.専業フリーランスとして活動し始める前にやっておけば良かったと後悔していることは何ですか?(複数回答可)」(n=83)と聞くと、34.9%が「専門的なスキルを身につけること」と回答。30.1%が「人脈を広げておくこと」「税金や法律について勉強すること」と回答しました。
◇まとめ
今回、日本デザインが実施した調査により、専業フリーランスWEBデザイナーの実態が明らかになりました。案件獲得の主な経路として「人脈」が最多である一方、「クラウドソーシング」や「セミナー・交流会」も活用されていることが判明しました。
また、約7割のフリーランスが「スキル習得後すぐに専業フリーランスになった」と回答しており、専門スキルの習得がフリーランスへの迅速な移行を支えていることがうかがえます。
さらに、活動開始前に「専門的なスキルを身につけること」が最も重要視され、73.5%がこれを事前に行ったことが有益だったと回答しました。
また、後悔の理由としても「専門的なスキルを身につけること」を挙げた人が最多であることから、スキルの不足が専業フリーランスとしての課題となり得ることが浮き彫りになりました。
この調査を通じて、フリーランスWEBデザイナーとしての成功には、まず「専門的なスキルを徹底的に身につけること」が最重要であると再認識されました。これからフリーランスを目指す方にとって、スキル習得への投資が未来を切り開く鍵になるでしょう。
■調査概要
「フリーランスに関する実態調査」
調査方法:日本デザインによる独自アンケート
調査期間:2024年12月14日
有効回答:専業フリーランスとして働く83人
出典元:https://japan-design.jp/
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません
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