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「あれ、使われてるの?」 山道に現れる「緊急退避所」は昭和の遺物なのか そもそもどんな仕組み?

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山道の下り坂には、路肩側にまるでジャンプ台のような「緊急退避所」が設けられていることがあります。昔ほど使われていないのでは、とも言われますが、実は21世紀になって新設されたケースもあります。

物々しいほどの注意喚起 下り坂が続く箱根新道

 長い山道では「緊急退避所」なる設備が設けられていることがあります。下り坂の路肩側などで見られる、まるでジャンプ台のように造成された、ごく短い上り坂のことです。

Large 240418 kinkyu 01箱根新道の緊急退避所(乗りものニュース編集部撮影)。

 緊急退避所はその名の通り、下り坂でブレーキが効かなくなった車両を突っ込ませて、緊急的に“停める”ための施設です。坂路には砂などが厚く敷き詰められており、突っ込んだ車両のタイヤの回転を奪い、静止させます。ただ、クルマの性能が上がったいま、「ほとんど使う機会はない」「昭和の名残」などとも言われます。

 関東で緊急退避所が多くみられる道路のひとつが、自動車専用道の国道1号「箱根新道」です。下り坂となる箱根峠から小田原方面にかけて急勾配、急カーブが連続し、約12kmのあいだに5か所もの緊急退避所が設置されています。開通は1962(昭和37)年と古く、その当時はブレーキが効かなくなり緊急退避所へ逃げ込むクルマも多かったのかもしれません。

 では現在はどうでしょうか。箱根新道を管理する国土交通省 横浜国道事務所 小田原出張所によると、「使用実績については把握していませんが、年1~2回の緊急退避所のメンテナンス時に、使用された痕跡が見られることがあります」とのこと。

 21世紀に入って緊急退避所が新設されたケースもあります。たとえば長野県阿智村の国道153号では2011(平成23)年、下り坂のS字カーブ区間における車両逸脱事故の対策として、「スピードが出やすく、ブレーキ操作が多くなる箇所」「ブレーキ等故障による車両単独事故が多く発生している箇所の手前」を選定し、緊急退避所が作られました。

 ブレーキが効かなくなるケースは主に、ブレーキの使い過ぎで熱を帯び、本来の力が発揮できなくなる「フェード現象」や、それによってブレーキ液が沸騰する「べーパーロック現象」が原因とされます。これに加え、乗用車よりもはるかに大きな大型車を減速させるためのエアブレーキは、特にフットブレーキの多用で空気圧が低下し、ブレーキ力の低下にもつながるとされます。

 箱根新道や国道153号とも、物流上の重要ルートです。箱根新道の下り坂では緊急退避所もさることながら、「全線下り坂」「急勾配12km連続」「エンジンブレーキ使用」「大型車2速」といった注意喚起看板の多さが目立ちます。前出の小田原出張所によると、これら看板は最も古いもので1988年に設置されているそうですから、開通時よりもブレーキ性能が格段に向上して以降に立てられたもの。今なおリスクの多い、注意すべき道であることを物語っているのかもしれません。

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