
スマホの料金を安くしたい人が検討している格安SIMですが、いろいろなMVNOが提供しているため、どれを選べばいいかわからない、という人も多いかもしれません。
格安SIMとは、大手キャリアから回線を借りて運営しているため、ドコモ回線、au回線、ソフトバンク回線を利用して通信できるものがあります。
こちらの記事では、au回線を利用して通信できる格安SIMのおすすめや、メリットでメリットなど、気になるポイントを解説すします。

Contents
au回線系おすすめ格安SIM5選
まずは、au回線系の格安SIMのおすすめを5つ紹介していきます。
- UQモバイル
- IIJmio
- BIGLOBEモバイル
- mineo
- イオンモバイル
上記5つを詳しく紹介するので、ポイントを確認してみてください。
UQモバイル
- キャリアと遜色のない通信速度の安定感
- 料金プランがシンプルでわかりやすい
- 店舗数が多くサポートが充実
au回線が使える格安SIMといえば、auのサブブランドであるUQモバイルをまず思い出す人も多いかもしれません。
料金プランは3パターンで、くりこしプランS+5G(3GB)、くりこしプランM+5G(15GB)、くりこしプランL+5G(25GB)から選ぶことができます。
翌月繰越もでき、MとLならデータを使い切った後、速度制限がかかっても最大1Mbpsとなっていて比較的快適です。

IIJmio
- セットで購入できる端末が多く取り揃えられている
- フルMVNOなので、安定感が高い
- ファミリーシェアプランなど家族みんなで使うのに向いている
IIJmioは格安SIMを早くから提供している老舗で、通信速度などにも安定感があります。
また、IIJmioは家族で使うのに向いている格安SIMで、ファミリーシェアプランならSIMカード5枚までまとめて申し込むことができます。

BIGLOBEモバイル
- エンタメフリーオプションで気軽に動画視聴などができる
- BIGLOBEでんわという通話オプションが豊富
- 家族で使うならシェアSIMでお得に
BIGLOBEモバイルの特徴的なポイントのひとつが、「エンタメフリーオプション」です。
こちらは、月額400円でYouTubeなどのストリーミングサービスを利用する際のデータ通信量は消費されないサービスです。
また、BIGLOBEでんわは「3分かけ放題」「10分かけ放題」「通話パック60」「通話パック90」の4種類のプランが用意されているので、自分の通話スタイルに合わせて選べるのもポイントです。

mineo
- ドコモ・au・ソフトバンクのトリプルキャリアサービスを展開
- 基本使用料がリーズナブル
- パケットシェアやパケットギフト、フリータンクなどデータ通信シェアサービスがある
mineoは、ドコモ、au、ソフトバンクの3キャリア全ての回線から好きなものを選べるのが嬉しい格安SIMとなります。
さらに、基本プランは4種類から選べるのですが、1,518円/5GB(税込)や2,178円/20GB(税込)とリーズナブルな料金設定がされているのも魅力です。

イオンモバイル
- 全国のイオンの店頭で受付ができるのが便利
- 利用期間の縛りや解約金がない
- プラン数が豊富で必要なデータ量に合わせて選べる
イオンモバイルは、全国にあるイオンの店舗で申し込みなどを受け付けてもらえるのが便利な格安SIMです。
プラン数が500MB〜50GBまで17種類もあるため、自分にぴったりなプランを選べるのも魅力です。

au回線系おすすめ格安SIMの料金比較
上記に5つのau回線系おすすめ格安SIMをまとめましたが、それぞれのデータ通信量ごとの料金比較を表にまとめてみます。
基本使用料をとにかく安くしたい人や、自分が契約したいデータ通信量のプランがだいたいいくらぐらいなのかをチェックしたい人は、参考にしてみてください。
容量 | UQモバイル | IIJmio | BIGLOBEモバイル | mineo | イオンモバイル |
---|---|---|---|---|---|
1GB | ー | 858円(2GB) | 1,078円 | 1,298円 | 1,078円 |
3GB | 1,628円 | 1,078円(4GB) | 1,320円 | ー | 1,298円 |
5GB | ー | 1,518円(8GB) | 1,870円(6GB) | 1,518円 | 1,518円 |
10GB | 2,728円(15GB) | 1,848円(15GB) | 3,740円(12GB) | 1,958円 | 2,068円 |
20GB | 3,828円(25GB) | 2,068円 | 5,720円(20GB) | 2,178円 | 2,398円 |
20GB〜 | ー | ー | 8,195円(30GB) | ー | 6,578円(50GB) |
※項目該当の料金プランがない格安SIMについては、1段階データ量の多いプランの料金を記載しています。
※全て税込表記です。
au回線系格安SIMのメリット
ここまで、au回線系のおすすめ格安SIMについて紹介してきましたが、これらを選ぶことでのメリットを詳しく紹介していきます。
auと同じエリアで使える
au回線系の格安SIMということは、auの回線を借りて通信を行うということなので、もちろんauと同じエリアで利用することが可能です。
現在auキャリアで快適にスマホを使えているという人なら、安心してau回線系の格安SIMに乗り換えることができるでしょう。
auで買った携帯がスムーズに使いやすい
格安SIMのSIMカードは、相性が合わずに手持ちのスマホがスムーズに使えないというデメリットが出てくる場合があります。
その点、auで買って利用しているスマホを所持しているならau回線系の格安SIMと相性がいいので、スムーズに利用し始めることができるのが嬉しいポイントです。
利用料金は格段に安くなる
キャリアから格安SIMに乗り換える最も大きなメリットは、利用料金が安くなることです。
とにかくスマホの利用価格を下げたいという人にとっては、大きなメリットとなります。
au回線系格安SIMのデメリット
上記で、au回線系格安SIMのメリットについて解説しましたが、デメリットについても合わせて解説します。
人によってはデメリットとならないことでもあるので、自分にとってデメリットとなりうるのか、しっかりと検討してみましょう。
他キャリアのスマホと相性が悪い可能性も
先ほどメリットで、auで購入したスマホと相性がいいと書きました。
大きな理由がないなら、使っていたキャリアの回線を選んで格安SIMに乗り換えるのが手軽でいいかもしれません。
キャリアで使えていたサービスが使えなくなる
キャリアのメールアドレスや、キャリア決済などが使えなくなるのも、デメリットのひとつです。
特に、キャリアメールがないと申請できないようなサービスもあるので、メールアドレスが使えなくなると困る人にとっては、デメリットとなります。

auから格安SIMへの乗り換え手順
現在auで契約していて、格安SIMに乗り換えたいという人に向けて、手順を紹介していきます。特に、今使っている電話番号を引き継いで使いたいなら、1つ手順が必要になるのでしっかりチェックしましょう。
1.MNP予約番号を発行する
番号をそのまま引き継いで乗り換えるためには、auでMNP予約番号を取得する必要があります。予約番号を取得するには、店舗やコールセンター、My auなどで申し込むことになります。
発行日を含めて15日間でMNP予約番号の有効期限が切れてしまうため、取得後なるべく早めに格安SIMに申し込むのがおすすめです。
2.乗り換え先の格安SIMに申し込む
MNP予約番号が取得できたら、有効期限内に申し込みしたい格安SIMに契約を行います。
一般的には、オンラインの方が手数料が安くなるなどのサービスがあることもあるのでチェックしてみましょう。
3.SIMカードをスマホに入れAPN設定する
申し込みをすると、数日後にSIMカードが送られてくるので、利用したいスマホに差し込み、APN設定などの初期設定を行います。
これらは、各格安SIMの公式サイトなどに方法が載っているので、確認しながら進めるようにしましょう。

au回線系格安SIMに乗り換えた場合の注意点
au回線系格安SIMにはメリットがたくさんあることがわかりましたが、あらかじめ注意しておくとよいポイントもあります。
以下の点を踏まえて、問題ないと判断できれば、乗り換えても困りごとは少ないと考えられるでしょう。
キャリアメールが利用できない
auで割り当てられていたキャリアメールは、格安SIMに乗り換えることで利用できなくなるので注意してください。
特に、さまざまなサイトやサービスなどを、auメールで登録している人は、別のメールアドレスに登録し直す必要があるので注意が必要です。
キャリア独自サービスも利用できなくなる
auのキャリア決済や、auで受けていたサポートなども、格安SIMに乗り換えることで使えなくなるので注意しておきましょう。
キャリア決済の代わりに、スマホアプリ決済を導入してみるなど、他のサービスで便利になる方法を検討するのもおすすめです。
通信速度が遅い場合がある
UQモバイルのように、auと遜色ない程度のスピードを誇る格安SIMもありますが、基本的にはキャリアから回線を借りているのが格安SIMなので、通信速度が遅くなる傾向にあります。
一方で在宅時間が長くWi-Fiでの通信が多い人などなら、あまり困ることはないかもしれません。

au回線系格安SIMがおすすめの人
ここまで、au回線系格安SIMのメリットやデメリットをまとめてきましたが、それらを踏まえて格安SIMに乗り換えるのが向いている人をまとめていきます。
スマホ代が安いことを重視する人
格安SIMの最も大きな特徴は、やはり料金が安くなるということが挙げられます。
場合によっては通信速度が遅い・通信量が足りない・キャリアサービスが受けられないなどデメリットもありますが、それらを踏まえても安い料金でスマホを所持したい人に向いているでしょう。
キャリアメールや使い放題などのサービスが不要な人
キャリアメールやキャリアサポートなどのサービスや、データ通信量使い放題などが必要ないという人には、格安SIMがおすすめです。
基本的にWi-Fi環境がある人や、基本的にスマホを利用する機会が少ない人には格安SIMで十分事足りることが多いでしょう。
よくある質問
まとめ
こちらの記事では、au系回線の格安SIMについて、メリットやデメリットを紹介し、おすすめの格安SIMについても紹介しました。
同じau系回線の格安SIMとはいえ、プランの種類や価格が違ったり、オプションのタイプも違ったりするため、自分にぴったりの回線を選ぶことが大切です。

関連記事|格安SIM・格安スマホ
- おすすめ格安SIM月額料金比較ランキング|2021年7月最新
- 【2021年最新】おすすめ格安SIM通信速度比較ランキング
- 料金が安い格安SIM9選!最安格安SIMを目的別に紹介
- 【2021年8月】人気おすすめ格安スマホ7選|料金比較ランキング
- MVNOとは?特徴やメリットなどを徹底解説!おすすめ格安SIMも紹介
- かけ放題アリおすすめ格安SIM10選!選び方や注意点なども解説
- おすすめ格安SIM月額料金比較ランキング|2021年最新
- 2021年8月|格安SIMのお得なキャンペーン10選!選び方の注意点も紹介
- 乗り換えにおすすめの格安SIM5選!契約の手順・メリットなどを紹介
- 通話機能付き格安SIMおすすめ3選!品質や料金・通話のみ利用も解説
- au回線系おすすめ格安SIM5選!乗り換え手順やデメリットも解説
- iPhoneが買えるおすすめ格安SIM7選!メリット・注意点も紹介
- おすすめのソフトバンク系格安SIM回線5選|乗り換えのメリットも解説
- データ通信専用のおすすめ格安SIM5選!料金や通信速度などを徹底比較
- 楽天モバイルと格安SIMの違いは?乗り換えがおすすめな人の特徴
- ドコモ回線系格安SIMおすすめ5選!特長や乗り換え方も紹介
- 格安SIM・格安スマホに乗り換える6つのデメリットを徹底解説
- iPad・タブレット利用におすすめの格安SIMは?選び方や注意点も紹介
- BIGLOBEモバイルの特徴やメリット・デメリットを徹底解説!
- iPhoneを格安スマホに!おすすめ格安SIM5社を紹介
- UQモバイルの口コミ・評判|特徴やメリット・デメリットを一挙紹介
- IIJmioの「みおふぉん」とは?口コミ・評判やメリット・デメリット