
auで契約しているがスマホ代を節約するために格安スマホを検討している方もいます。格安スマホにすることで安い料金プランになるなどメリットがあります。
ただし、「今の端末がそのまま使えるのか?」「通話や通信の品質はどうなの?」と気になることもあるでしょう。本記事では「auユーザーが格安スマホに乗り換えるときのポイント」について解説をしています。

Contents
au格安スマホとは?
格安スマホを提供している通信会社は基本的には自社回線を持っていいません。そのため、docomo・Softbank・auなど大手通キャリアから回線を借りて、サービスを提供しています。
格安スマホによってどこの回線を使っているかは大手キャリアから乗り換えるときには重要な要素の一つです。
au回線が利用できる格安スマホ3選
UQmobile
- au 4G LTEでつながりやすい
- データの繰り越しができる
- 乗り換えや買いかえもしやすい
UQmobileはau 4G LTEの人口カバー率が99.9%※1となっており日本全国どこにいてもつながるでしょう。通信品質やサービスメニューなどでお客様満足度No.1※2になっている実績も心強いです。
例えば、15GBで契約していて5GBのデータが余ったら翌月は20GB分のデータ容量になるのです。また、節約モードにすればSNS(Twitter・LINE・Facebook)のデータ消費量をゼロにできます。
UQ対象機種であれば今のスマホをそのまま継続して使えます。利用していたスマホのSIMをUQのSIMに変えるだけです。

※1参照:公式サイト
※2参照:J.D. パワー 2021年携帯電話サービス顧客満足度調査
UQmobileの基本情報
月額料金プラン |
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月間データ容量 |
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音声通話 | 22円(税込)/30秒 |
オプションサービス |
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運営会社 | UQコミュニケーションズ株式会社 |
※出典:公式サイト
mineo
- 自分に合ったデータ量が選べる
- 余ったパケットをもらえる
- コミュニティサイトで助け合える
mineoはau回線だけでなくSoftbankやdocomo回線を使用しています。データ容量は少ないプランであれば月間1GBや5GBを選ぶことができるので、料金を安く抑えられるでしょう。
余ったパケットをフリータンクに入れておけば誰かが有効活用してくれます。また、足りないときは分けてもらえるので安心です。Wi-Fiメインでパケットが余りやすい方は誰かの約に立って喜ばれます。
mineoには契約者同士が助け合えるコミュニティサイト「マイネ王」があります。実際に利用しているユーザーからの意見を消費者目線で聞けるので分かりやすいです。

mineoの基本情報
月額料金プラン |
【デュアルタイプ】
【シングルタイプ】
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月間データ容量 |
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音声通話 | 22円(税込)/30秒 |
オプションサービス |
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運営会社 | 株式会社オプテージ |
※出典:公式サイト
IIJmio
- データ容量を選びやすい
- iPhone13も使える
- 光回線とセットで割引
IIJmioは月間2GBからデータ容量を選ぶことができます。また、通話オプションも通話定額5分・10分・かけ放題の3種類があります。
au版のiPhone13も利用可能です。5Gオプションに加入すれば5G通信も使えます。iPhone13以外でも使える機種は多いです。IIJmioの公式サイトで利用中の機種が使えるかをすぐに確認できます。
光回線を一緒に契約すれば、mio割で月額660円(税込)安くなります。例えば、ギガプラン(音声・2GB)で、光回線はマンションタイプの場合、4,554円(税込)の通信費※にできます。

※ネット代(マンションタイプ)4,356円(税込)・ギガプラン(音声・2GB)858円(税込)・mio割-660円の場合
IIJmioの基本情報
月額料金 |
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データ容量 |
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音声通話 | 11円(税込)/30秒 |
オプションサービス |
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運営会社 | 株式会社インターネットイニシアティブ |
※出典:公式サイト
auから格安スマホへ乗り換えるメリット
料金
格安スマホに変更すればauのプランよりも料金が安くなります。auにはデータを利用した分だけ支払いする「ピタット4GLTEプラン」があり、比較的料金を安く抑えることができます。利用料金は月額1GBまでのとき、月額3,278円(税込・2年契約適用時)です。
例えば、UQmobileの繰り越しプランS(3GB)で1,628円(税込)、mineoの1GBのデュアルタイプでも月額1,298円(税込)です。

SIMロック解除は不要
au回線を使った格安スマホにすればauで使っていたときのスマホをそのまま利用できます。しかし、docomoやSoftbank回線の格安スマホにするときはSIMロック解除をする必要があります。
もちろん、乗り換えと合わせてスマホを買い替える場合、SIMロック解除は不要です。しかし、新規購入するためスマホの端末代が別途かかります。それに、これまで使っていたスマホがもったいないです。

エリアを気にする心配がない
格安スマホへ変更すると「ちゃんとつながるのか?」という不安があります。しかし、auの契約で問題なくつながっていたのであれば、同じ回線を使うのでエリアを気にすることがありません。
auから格安スマホへ乗り換える際の注意点
auのサービスを継続できない
auのときに使っていたサービスは継続して利用できなくなります。例えば、キャリアメールやキャリア決済などです。キャリア決済でサブスクリプションを利用していた場合は、支払いの変更が必要になります。
通信速度の低下
同じau回線を使えるとは言っても、格安スマホの通信会社は回線を借りている立場です。そのため、回線へのアクセスが集中する時間帯など通信が遅くなる恐れがあります。
auを解約するときの違約金
auを解約するときには費用がかかる場合があるので、事前に確認してください。
例えば、更新月以外で解約すると、旧プランの場合10,450円(税込)、新プランの場合1,100円(税込)の解約金がかかります。また、MNPの手数料として3,300円(税込)の請求もあります。
ちなみに、分割払いで端末を購入していたときの残債は、終了まで分割払いが継続します。

auから格安スマホへ乗り換える方法
自分に合った格安スマホ会社を選ぶ
auと契約していればau回線を利用できる格安スマホにメリットがあります。まずは、UQmobile・mineo・IIJmioなどを検討しましょう。他にも格安スマホを提供している通信会社を選ぶときときは以下のポイントをチェックしてください。
- 料金
- 月間で使えるデータ量
- 電話オプション
- エンタメやSNS使い放題などのオプション
料金はキャンペーンで1年目割引している会社もあります。また、月間で使えるデータ量も会社によって、細かい違いがあるので、ご自身の通信量に合ったものを選んでください。
電話オプションは「かけ放題」や「5分間以内かけ放題」などがあります。電話オプションが無ければ30秒あたり22円(税込)かかる会社がほとんどです。

乗り換えの流れ
乗り換える格安スマホ会社が決まったら次のような手順で手続きを進めていきます。
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auでMNP番号予約
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格安スマホへ申し込み
-
利用開始する
電話番号を変更せずに乗り換える場合はauでMNP予約番号を取得しましょう。auショップ、auへ電話、WEBから予約できます。
予約番号を取得したら番号が有効な期間(発行日を含めて15日)内に格安スマホへ申し込みをします。格安スマホは基本的にWEB申し込み可能です。
申し込みが終わり手続きがうまくいったら、SIMカードが届くので差し替えをします。差し替え方法の資料は同梱されていることが多いです。資料を見ながら慎重に差し替えをしてください。
最後に契約した格安スマホの中継地点を経由できるようにAPN設定をします。こちらも資料で説明があるので分かるようになっています。

au格安スマホに関するよくある質問
まとめ
auユーザーであれば「UQmobile」「mineo」「IIJmio」などau回線を利用できる格安スマホがおすすめです。
SIMロック解除なしに今のスマホを使い続けられるうえに、「つながり難いのでは?」と言った不安も少ないです。番号をそのまま乗り換えるときはMNP予約番号を取得するだけで、auへ解約の手続きをすることもありません。
