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戦闘機の“コスパ大幅アップ”を実現した兵器とは? まさしくウクライナ戦争での「ゲームチェンジャー」だ!

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ロシアのウクライナ侵攻で、多くの兵器が注目を浴びましたが、その1つに滑空爆弾があります。ただ滑空爆弾の原理自体は第二次大戦中からありました。では、なぜ21世紀に入ってから注目を集めるようになったのでしょうか。

誘導技術の急速な進化が背景に

 2022年2月より続くロシアによるウクライナ侵攻において、多くの兵器が注目を浴びました。ドローンの戦場投入が一気に進んだほか、対戦車ミサイル「ジャベリン」の名が知れ渡り、戦車や榴弾砲が再評価されるなど、さまざまな戦局で各種兵器にスポットが当たりました。

Large figure1 gallery5多彩な誘導爆弾、ミサイルを搭載できることをアピールするSu-30の地上展示(関 賢太郎撮影)。

 そのような中、航空戦の分野において真に「ゲームチェンジャー」となった兵器があります。それが滑空爆弾です。

 滑空爆弾とは、従来の無誘導爆弾に滑空翼を取り付け、射程を大幅に延長させた航空機搭載兵装の一種です。その原理自体は決して新しくはなく、第二次世界大戦の頃にはすでに実用化され運用されていました。

 しかし、本格運用の壁となったのが誘導技術です。滑空爆弾は従来の自由落下式爆弾とは異なり、飛翔時間が長いため、風などの影響をうけやすく投下後の精度維持が課題でした。

 滑空爆弾の精度を改善する取り組みは、誘導技術の誕生によって1960~70年代にはすでに着手されていたものの、最近になって急速に滑空爆弾が普及した背景には、1990年代以降の誘導技術の進化があります。

 GPS(全地球測位システム)やINS(慣性航法装置)の小型化・低コスト化が進み、それらを搭載することで精度を大幅に向上させることが可能になったのです。特にGPS誘導方式を採用した場合、滑空爆弾は目標地点に数m以内の精度で着弾させることが可能で、従来の無誘導爆弾(誤差100~200m)と比較して圧倒的な効果を発揮します。

 滑空爆弾は通常の戦闘爆撃機や攻撃機へ比較的簡単に搭載できるため、特別な発射プラットフォームを必要としません。これは、運用コストの観点からも大きなメリットです。また従来の精密誘導兵器である巡航ミサイルは、1発あたりのコストが数億円にも及びますが、滑空爆弾は既存の爆弾に簡単な改修を施すだけで運用可能なため、数百万円から数千万円程度とコストパフォーマンスに優れるのも特徴です。

滑空爆弾だとパイロットの生還率も大幅に向上

 ウクライナ戦争では、ロシア・ウクライナ双方が滑空爆弾を積極的に運用しています。ロシア軍は主にSu-34戦闘爆撃機などに搭載し、遠距離から精密爆撃を行っています。一方、ウクライナ軍も西側の支援を受けながら滑空爆弾を導入し、旧ソ連製のSu-25などに搭載してロシア軍の拠点や補給線を攻撃する戦術を採っています。

Large figure2 gallery6誘導爆弾も使用可能だが無誘導爆弾を大量に搭載したSu-25攻撃機(関 賢太郎撮影)。

 滑空爆弾の普及は、戦闘機の爆撃効率を飛躍的に向上させています。従来、戦闘機が効果的な爆撃を行うためには、敵防空網を突破し、比較的低空で爆弾を投下する必要がありました。しかし、滑空爆弾の登場により、戦闘機は敵の対空ミサイルの射程圏外から攻撃できるようになったのです。これにより、航空作戦における撃墜リスクが大幅に低減され、戦闘機の生残性が向上しました。

 滑空爆弾はその原理上、射程は投下した際の高度や速度に大きく依存します。しかし高高度は長距離地対空ミサイルの射程圏内に入ってしまうため、ロシア空軍やウクライナ空軍では地対空ミサイルがカバーできない超低空飛行から、急激に上昇し滑空爆弾を放り投げる「トスボミング」を多用しています。こうすることで、滑空爆弾は放物線を描くように飛んでいくため、距離を稼ぎながら同時に誘導による精密爆撃も可能にしています。

 滑空爆弾は今後も航空戦の主力兵器としての地位を確立することが予想されます。一方でGPS妨害技術による精度低下といった問題もあり、赤外線画像認識による誘導やミリ波レーダ―での誘導といった、妨害を受けにくい誘導方式を採用したものも登場しています。

 いずれにせよ、滑空爆弾は現代戦における航空作戦のあり方を大きく変えた兵器であることは間違いありません。今後の戦争においても中心的な役割を果たし続けることは確実でしょう。

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