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東北・上越新幹線「E4系」どんな車両? 改良型の2階建て車「Maxとき」で最後の活躍

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E1系電車に続いて登場した、JR東日本の全車2階建て新幹線車両のE4系電車。客が多くても少なくても対応できる柔軟性を盛り込み、ある施設を車内に設けることで車内サービスも改善しました。数年後の引退に向け、最後の運行が続いています。

「2本連結」で世界最大に

 E4系電車は1997(平成9)年にデビューした、JR東日本の新幹線車両です。新幹線車両としては初めて全車2階建て編成を実現したE1系電車の改良型といえる車両。車両の愛称もE1系と同じ「Max」です。

Large 190917 sksretsudene4kei 11E1系に続いて開発された2階建て新幹線のE4系(画像:写真AC)。

 見た目の大きな変化は先頭車。先頭から後方にかけて車体が大きくなっていく部分(ノーズ)が長く、トンネル進入時に発生する騒音を抑えるため、非常に複雑な形をしています。また、大きい車体に対してライトや運転室の位置を低くしたため、どことなくかわいらしい顔つきをしているのが特徴です。

 モーター1個の出力はE1系より少しアップ。車体の素材は軽量化のためアルミ合金になりました。それでも車体が大きく重いため、営業最高速度はE1系と同じ240km/hに抑えられています。

 2階建てにして座席を増やし、たくさんの通勤客を運ぶというコンセプトはE1系と同じ。普通車のうち自由席として使われることが多い1号車から3号車までの2階席は、リクライニングしない座席を6列で配置(一部の車両は5列)しています。ただ、E1系が12両編成だったのに対し、E4系は4両少ない8両編成で、1編成の定員は減っています。

 これは利用者が少ない時間帯は8両編成、朝のラッシュ時など利用者が特に多い時間帯は8両編成を2本つないだ16両編成というように、利用者数の変化にきめ細かく対応できるようにしたため。16両編成で運転するときの定員は1634人で、高速鉄道の列車の定員としては世界最大です。

 このほか、2階建ての弱点を解決する設備も。E1系はデッキと客室をつなぐ通路が階段になっているため車内販売用のワゴンは通れませんが、E4系ではワゴンを載せられる小型の業務用エレベーターを設置して、ワゴンが通れるようになりました。車体をアルミ合金にして軽量化を図ったのも、小型エレベーターの設置による重量の増加を相殺するなどの目的がありました。

2階建ての後継車両は導入されず

 E4系は東北新幹線の「Maxやまびこ」「Maxなすの」で使われました。1999(平成11)年からは山形新幹線「つばさ」との連結運転を開始。東京~福島間では、大きな車体のE4系と小さなミニ新幹線車両がつながって走る「デコボコ編成」が特徴的でした。

Large 190917 sksretsudene4kei 21E4系の8両編成2本が連結した姿(画像:写真AC)。

 2001(平成13)年からは上越新幹線での運転も始まり、「Maxとき」「Maxたにがわ」として運転されるように。また、一部の編成は北陸新幹線(長野新幹線)への乗り入れにも対応していて、軽井沢発の臨時列車「Maxあさま」として運転されたことがあります。

 E4系は2003(平成15)年までに208両が製造されましたが、2012(平成24)年には東北新幹線での定期的な運転がなくなりました。塗装も変更され、青と白、黄の3色から青と白、ピンクの3色に。このうちピンクは佐渡島で保護されている鳥のトキの色に近く、上越新幹線の地域性にあわせたといえます。

 2013(平成25)年からは廃車が始まり、2019年4月1日時点の車両数は160両(最盛期の約76%)に。いまは上越新幹線「Maxとき」「Maxたにがわ」で使われていますが、2020年度末までにはすべて引退する予定です。新津鉄道資料館(新潟市秋葉区)には、廃車になったE4系の先頭車1両が展示されています。

 なお、E4系に代わる新型2階建て車両の導入計画はありません。2階建て車は車体が重く、スピードアップしにくいためです。階段があるためバリアフリーへの対応が難しいことや、居住地の都心回帰の傾向で新幹線の通勤客が伸び悩んでいることも背景にあり、E4系が新幹線最後の2階建て車両になりそうです。

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