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「片付け本」を読むだけではダメ 片付けの極意は「自分習慣のシステムづくり」

オトナンサー

ライフ・美容

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散らかった部屋を片付けるコツは?
散らかった部屋を片付けるコツは?

 最近、「ケアタスク」という言葉を目にすることが増えました。もともとは、介護の領域で使用されていた言葉ですが、最近では生きていく上で必要な「家事」として解釈されています。今回は、「家がぐちゃぐちゃでいつも余裕がないあなたでも片づく方法」(KC・デイビス著、村井理子翻訳/SBクリエイティブ)を紹介します。

自分の習慣に合ったシステムづくりを

 ここで「片付け本ブーム」について整理します。いまや、「片付け」はヒットテーマとして知られています。通販サイト「アマゾン」で「片付け」と検索すれば数千冊がヒットしますが、最も有名なのが「人生がときめく片づけの魔法」(近藤麻理恵/サンマーク出版)ではないかと思われます。著者の近藤さんは2015年、米国のTIME誌で世界で最も影響力のある100人にも選ばれています。

 素晴らしい本であることは間違いありませんが、スピリチュアル感にあふれていることから違和感を覚える人も少なくありませんでした。一方で、女性を中心に熱狂的に支持をされて「ときめき」を感じながら物を捨てるようになる人が増加しました。

 私は、中学生の頃からギターをたしなんでいます。弦や音叉(おんさ、調音器のこと)などに「ときめき」を感じることはありません。ギターを弾いているときに「ときめく」のであり、他の物に「ときめき」を感じることはありません。車も同様です。愛車に「ときめき」を感じますが、工具に「ときめき」を感じることはありません。これは、人によって思考の差異が存在するからです。

「片付けの魔法」で部屋は片付いた?

 筆者のような 「片付けの魔法」が実践できないような人に向けて、紹介したいのが今回の「家がぐちゃぐちゃでいつも余裕がないあなたでも片づく方法」です。

 冒頭、ケアタスクについて述べましたが、これは、料理、掃除、洗濯、食事、食器洗い、衛生管理などのタスクを意味しています。しかし、これらのケアタスクに費やされる時間、体力、スキルを分析すると、単純な作業ではないことが分かると思います。

 例えば、あなたが風邪をひいている状態だと仮定しましょう。健康のために、ほこりがたまらないように部屋をキレイにすることに努めるはずです。他にも、衣類のしまい方や、ペットを飼っているなら、ペットの毛が衣類に付かないように心掛けると思います。

 あなたに大勢の家族がいて、日々の洗濯にストレスを感じていると仮定します。一人一人の衣類を選別することは大変です。そうであれば、家族全員の衣類を大きな部屋(クローゼット)に入れて各自で持っていってもらった方が効率的と言えます。これで、全員の洗濯物を分別するためのストレスからは解放されます。

 あるいは、洗濯物を畳むという問題に直面したとします。下着、パジャマなら畳む必要などありません。一人一人のバスケットがあったら、その中に洗濯物を入れ、その人に畳んでもらうのが手っ取り早いと言えます。洗濯物を分類し、バスケットに入れるだけなら、かなりストレスが軽減されることが分かると思います。

 次に洗濯物の管理です。ハンガーでつるしておく方がいいという人もいれば、畳まないと落ち着かない人もいます。ここで大切なことは、人それぞれだということ。片付けには魔法などはなく、自分の習慣に合わせたシステムづくりをすることに意味があるということです。

 多くの片付け本には、「システムに自分の習慣を合わせるべき(もしくは修正すべき)」と掲載されていますが、ストレスを高めるだけでよい方法とはいえません。ベストセラーの片付け本を読んでも、片付けがうまくできないのは、システムが自分に合っていないからです。

片付けは呪縛ではない

 本書では、心身を消耗させる家事の呪縛から自分を守り、過ごしやすい家を維持していくための方法を、41の言葉で指南しています。片付けのテクニックや、ノウハウを伝授しているわけではありません。ADHD(注意欠陥多動性障害)や産後うつの当事者である著者が、ケアタスクの意味を明確にして、優しく取り組めるように説いているのです。

 さらに、指摘もかなり刺激的です。

「リサイクルに出そうと思っていた衣類が半年以上も部屋にある」→即座に捨てるべき!
「不要になったものがあるが誰かにあげれば喜ばれるかも」→それは、やめなさい!

 片付けには「呪縛」があります。縛られ過ぎると身動きができなくなります。この折り合いがうまくつけられないと、心身ともに疲れ切ってしまいます。コロナ禍で家族と向き合うことが増えた今、悩む人は少なくありません。今こそ、自分をじっくり見つめ直して新たな片付けを模索してはいかがでしょうか。

コラムニスト、著述家、明治大学客員研究員 尾藤克之

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