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デンタルフロス、歯間ブラシを使うのは「歯磨き前」or「歯磨き後」? 歯科衛生士に聞く“正しい使い方”

オトナンサー

美容・健康

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デンタルフロスや歯間ブラシを使うのに最適なタイミングは?
デンタルフロスや歯間ブラシを使うのに最適なタイミングは?

 歯周病予防のために、歯科医師や歯科衛生士からデンタルフロスや歯間ブラシの使用を勧められたことがある人は多いと思います。そもそも、デンタルフロスと歯間ブラシは何が違うのでしょうか。また、これらの製品は歯を磨く前と歯を磨いた後、どちらのタイミングで使うのが正しいのでしょうか。大神宮デンタルクリニック(千葉県船橋市)に所属する、歯科衛生士の軍司絵理香さんに聞きました。

歯磨き前に使用するのが効果的

Q.そもそも、デンタルフロスと歯間ブラシの違いについて、教えてください。

軍司さん「デンタルフロスも歯間ブラシも、歯と歯の間を掃除するために使う道具です。デンタルフロスは歯と歯が接触している部分を唯一掃除できる道具です。歯間ブラシでは通らない歯と歯が接触している部分、つまり歯が重なっている部分のほか、歯と歯の間の隙間が狭い部分の掃除に適しています。

歯間ブラシは歯と歯の間の隙間が広い部分の掃除に適しています。歯と歯の間の下の部分にはくぼみがあります。デンタルフロスの場合、そのくぼみには届きませんが、歯間ブラシであればそのくぼみを掃除することが可能です。歯と歯の間の隙間の広さは部位によって異なるため、歯間ブラシのサイズはその隙間の広さに合わせて数種類必要になります。

汚れの除去率について、歯ブラシのみを使った場合は口全体の61%、歯ブラシとデンタルフロスを併用した場合は口全体の79%、歯ブラシと歯間ブラシを併用した場合は口全体の85%というデータがあります。歯磨きの際は歯ブラシだけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシも一緒に使うのが望ましいです」

Q.デンタルフロスや歯間ブラシは歯を磨く前に使うのが正しいのでしょうか。それとも、歯を磨いた後に使うのが正しいのでしょうか。

軍司さん「デンタルフロスや歯間ブラシは歯磨き前に使用するのがお勧めです。歯磨きの際、歯磨き粉を使用する人は多いと思いますが、歯磨き粉に含まれているフッ素などの有効成分ができるだけ長時間、口の中に残るようにする必要があります。そのためには、歯磨き後のうがいは1回で終えるのが理想です。

歯磨き後にデンタルフロスや歯間ブラシを使用すると、うがいの回数が増える傾向にあり、その場合、歯磨き粉の有効成分が多く流れ出てしまいます。

以上のことから、デンタルフロスや歯間ブラシは歯磨き前に使用してください。その後、歯ブラシで歯を磨き、うがいは1回で終わらせるようにしましょう。また、うがいの際はお口をよく動かし、水を口全体に行き渡らせるのが効果的です。

デンタルフロスや歯間ブラシの一番難しい点は習慣化です。歯磨き後に使用しようとしても歯磨きで満足してしまい、デンタルフロスや歯間ブラシを使うのを忘れがちです。習慣化するためにも、歯磨き前に使用しましょう」

Q.デンタルフロスや歯間ブラシを使うときの注意点について、教えてください。

軍司さん「デンタルフロスは歯と歯の間に入れて出すだけでは、汚れや食べかすを取り除くことはできません。フロスを歯と歯の間に入れるときは、ノコギリを使うときのように上下にスライドさせてください。その際、フロスを歯肉に押し付け過ぎないようにするのがポイントです。

歯の間にフロスを入れたら、歯に押し付け、こすり落とすようなイメージで再びノコギリを使うときのように上下に動かしてください。歯の間にたまった汚れや食べかすを取り除くことができます。

フロスを引き出して使用するタイプのデンタルフロスを使う場合、糸をつまんで30~40センチほど引き出してカットします。イメージとしては、デンタルフロスの容器から肘までの長さです。その後、カットしたフロスの両端をそれぞれ両手の中指に巻き付け、人さし指と親指でつまんで使用します。人さし指に巻き付けるとコントロールしにくいので、中指に巻き付けて使用するのがコツです。

歯間ブラシは部位ごとにサイズが違います。サイズが小さ過ぎると汚れが取れにくく、太過ぎると歯肉が下がったり、歯肉を傷つけたりするほか、歯が削れる原因となります。歯科医院で歯科衛生士に適切なサイズを選んでもらうのがお勧めですが、ご自身で初めて購入する場合は小さいサイズから試してみましょう。歯間ブラシはブラシ部分が折れてしまうことがあるほか、折れていなくてもブラシ部分に細菌が繁殖し、不衛生になるため、初回の使用から1週間以内に交換するのが望ましいです。

歯間ブラシは、歯肉を傷つけないように歯と歯の間に真っすぐ挿入した後、ゆっくり2~3ミリほど数回動かして汚れや食べかすを取り除きます。その際、頬側だけでなく、歯の裏側からもブラシを挿入し、動かしてください。使用後は歯ブラシと同じように水洗いして干しておきましょう」

【参考文献】
日本歯科保存学雑誌(2005年)

オトナンサー編集部

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