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初飛行から60年!「ヘリコプター界の軽トラ」が今も愛されるワケ 次世代モデルは無人化か?

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タイ軍が新たにAH-6軽攻撃ヘリコプターを導入します。このご時世、ドローンの方が有用な気がしますが、なぜ有人の小型ヘリを選択したのでしょうか。じつはドローンでは行えない、使い勝手の良さが評価されている模様です。

ドローンの時代になぜヘリを?

 タイ陸軍向けに開発されたAH-6「リトルバード」攻撃ヘリコプターが2024年8月22日、初飛行を迎えました。この機体は、かつて陸上自衛隊・海上自衛隊で広く運用されていたOH-6観測ヘリコプターの攻撃機型です。

Large figure1 gallery8AH-6は外装型座席を装着することにより最大6名の完全武装した兵士を輸送することが可能(画像:アメリカ陸軍)。

 OH-6といえば、低コスト、軽量・機動性に優れた小型ヘリコプターとして世界的なベストセラ―になった傑作機ですが、設計のルーツは1960年代にまで遡ります。初飛行は1963年2月で、それから60年以上愛され続けてきたものの、技術の進歩とともに陳腐化、老朽化が進み、多くの軍から退役。日本からも2020年に最後のOH-6が姿を消しています。しかし、タイはそのような流れとは逆行するかのように、今になって新たにAH-6の導入を決定し、運用を開始する方向へと動いています。

 なぜ、ドローンが席巻する現代戦において、あえて旧式な設計を受け継ぐ有人攻撃ヘリコプターを導入する必要があるのでしょうか。それには、AH-6がドローンでは対処できない「隙間」を埋める存在であることが大きく関係しています。この決断には、現代戦の新たなニーズが反映されていると言えるでしょう。

 OH-6を母体に開発されたAH-6は、軽量かつコンパクトな設計を維持しながら、攻撃能力と多用途性を両立したヘリコプターです。その最大の特徴は、軽攻撃任務から小規模輸送まで、「そこそこ」なんでもこなせる汎用性にあると言えます。

 最初に注目すべきなのは、AH-6がドローンよりも圧倒的に優れた搭載能力を持つ点です。現代の無人機は進化を続けているものの、小型機がメインのため搭載できる武器やセンサーには限界があります。一方、AH-6はミサイルや機関砲だけでなく、複数のセンサーを同時搭載可能です。とはいっても、AH-6は専用設計の攻撃ヘリコプター、例えばAH-64「アパッチ」のような高性能機には及ばないことは間違いないので、あくまでもドローンと比べた場合のみに言えます。

ドローンみたいなAH-6も

 また、戦場では大型輸送ヘリコプターを展開するほどではない、小規模な輸送ニーズが頻繁に発生します。AH-6は機内に2名、加えて特殊な装備を用意することで機外にさらに4名乗せることが可能であり、「ちょっとした輸送」を迅速にこなせます。こうした「戦場のタクシー」としての役割も、ドローンでは賄えない領域です。

Large figure2 gallery970mmロケット弾を発射するAH-6「リトルバード」攻撃ヘリコプター。どんな用途にもそこそこ対応可能で、かつ低コストであることが強み(画像:ボーイング)。

 このように、AH-6は性能面において何か秀でているわけではありません。しかし、その「中庸性」こそが真価を発揮する要因だと言え、偵察、攻撃、人員輸送のすべてを1機で行えるマルチツールとして活躍できる素養を持っています。

 そして、リトルバードは大型ヘリコプターよりも小型で軽量なため、展開が容易です。タイのような国防予算が限られる国にとって、こうした小型のヘリコプターは貴重な戦力となると言えるでしょう。ちなみに、前述したような汎用性はアメリカ軍も買っており、少数の人員による作戦を専門とする、アメリカ陸軍第160特殊作戦航空連隊においても、AH-6/MH-6が運用されています。

 AH-6の導入は、ドローン全盛時代において一見時代遅れにも思えるかもしれません。しかし、実際にはドローンと有人機のその隙間を埋める存在として、迅速かつ低コストで多用途な対応を可能にする機体と見ることが可能です。そのため、ボーイングではその他の国にもAH-6の需要があると見ており、さらなる市場の拡大を狙っています。

 なお、AH-6のバリエーションのひとつとして、無人機仕様もすでに初飛行を成功させています。ひょっとしたら、今後も運用の幅をさらに拡張する方向で進化を続けるかもしれません。

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