どちらかの親と同居する場合を除き、結婚すれば夫婦2人で新しい家庭を築いていくもの。しかし、結婚してもなお“頻繁に”実家に帰る夫も存在し、そのことにモヤモヤしている妻は意外と多いようです。実家離れできない夫を持つ妻は、一体どのような思いを抱いているのでしょうか。
「ちょっとでも文句言うと機嫌が悪くなるの本当に困る」
実家離れできない夫の実態について、SNSなどでは「毎週のように実家に行って、両親や兄弟に会ってるみたい」「家が近いからって、毎朝出社前に実家に寄る必要ないと思うんだけど」「実際に会いにはなかなか行けないからか、しょっちゅう親と電話してる」などの声が。
もちろん、家族の仲がいいのは悪いことではありません。実家に頻繁に帰ることを「別に悪いことではないからなあ」と言う声も実際にあります。しかし、結婚したにもかかわらず、あまりに実家のことを気にかける様子に、「義実家と私たち、一体どっちが本当の家族と思ってるんだろう」「私よりも義実家の方に気持ちが向いてるみたいで、害はなくてもすごく嫌」といった意見も多く上がっていました。
また、“害はない”という人がいる一方で、「毎週末決まって実家に帰るから、家族の時間がまったく取れない」「お出かけしようと思っても、義実家に遊びに行くぐらいしかできないのが面白くない」など、夫の“義実家通い”の弊害が出ている家庭もあります。夫の実家は、妻からすれば“他人の家”。たいていの場合は頻繁に行って面白い場所ではありませんし、「たまには家族で出かけたい」と思うのも当然でしょう。
なんとか改めてほしくて話し合いをしようにも、“義実家愛”が強い夫の場合、指摘するとケンカになることも。実際に「義実家について少しでも文句を言うとブチギレるから何も言えない」「親のことを絶対だと思ってるからか、ちょっとでも文句言うと機嫌が悪くなるの本当に困る」といった悩みもあるようです。
実家離れができない夫たち。そして、その妻たちの悲痛な叫び……。一方で同様に、妻が実家依存に陥っているケースもありますが、どちらにしても「新しい家庭を築いた」という意識が大切なのかもしれませんね。
あなたの夫は“実家離れ”できていますか? それとも……?
オトナンサー編集部