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羽田空港T2が激変! ついに出現「新エリア」へ潜入…気になる施設の全貌は? 「離れ小島の空港ビル」は解消へ

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羽田空港で、ANAなどが乗り入れる「第2ターミナル」がより大きく変わります。ターミナル本館北側と、本館ビルとは直接繋がっておらず、搭乗待合室・搭乗口のみが館内に備わる「離れ小島の空港ビル」サテライトがつながるのです。その、2つの空港ビルをつなぐ新エリアの内部が報道陣に公開されています。

「沖止め」率も減少へ

 羽田空港で、ANA(全日空)などが乗り入れる「第2ターミナル」が2025年3月19日より大きく変わります。ターミナル本館北側と、本館ビルとは直接繋がっておらず、搭乗待合室・搭乗口のみが館内に備わる「離れ小島の空港ビル」サテライトがつながるのです。それに先立ち10日、同空港の国内線ターミナルビルを運営する日本空港ビルデング、ANAがその2つの空港ビルをつなぐ新エリアの内部が報道陣に公開。新エリアは、どのような内容となっているのでしょうか。

Large figure1 gallery2羽田空港第2ターミナル北側の「新エリア」(2025年3月10日、乗りものニュース編集部撮影)。

 サテライトの場合、利用者はいったん第2ターミナルの本館で保安検査を通過したのち、専用のゲートからバスでサテライトに向かいます。サテライトには3基の搭乗橋が設置されていて、利用者はそこから本館と同じような形で、搭乗橋を使って飛行機に乗り込む方式が採用されていました。

 今回供用開始となる新エリアは、将来の航空需要拡大への対応や旅客利便性のさらなる向上を見据えたものとのことで、2023年より工事が開始されました。新エリアは、サテライトと本館を直接行き来できるようになることに加え、ターミナルから直接航空機へ搭乗できる搭乗口を5か所新設。うち2か所は大・中型機の場合は1機、エアバスA320・A321・ボーイング737クラスの機体の場合は、同時に2機が駐機できる「固定橋マルチ運用搭乗口」となります。

 搭乗待合室には、本館で多く見られる数人掛けの長椅子に加え、一部エリアにはサテライトで導入されているようなソファや、リクライニングチェアなども設置されています。

 また、新エリアにはコンビニエンスストア「セブン・イレブン」がオープン。このほか、飲食店として寿司店の「又こい家」が入居します。「セブン・イレブン」がオープンするのは、第2ターミナル保安検査通後のエリアでは初めてとのことです。このほかターミナル拡張に伴う移動を支援する新しいサービスとして、複数人乗りの自動走行モビリティ「iino」が日本で初めて本格導入されます。

 なお新エリアのオープンにより、ANA国内線におけるバス利用便は、出発・到着ともに1日あたり4割から2割程度にまで減少する見込みとのことで、より多くの便がターミナル直結で乗り降りできるようになります。

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