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「マダニ」に刺されるとウイルス、細菌が体内に…死亡例も 医師が教える注意点&外出時の対策

オトナンサー

美容・健康

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キャンプやハイキングなどに行くときはマダニに要注意(画像はイメージ)
キャンプやハイキングなどに行くときはマダニに要注意(画像はイメージ)

 春から秋にかけ、屋外ではマダニの活動が活発になります。マダニはウイルスや細菌を保有しているといわれており、刺されると死に至るケースがあり、注意が必要です。6月13日には、三重県内の高齢の獣医師が、マダニが媒介する感染症にかかった猫の治療を行った後、呼吸困難となり、死亡したと報じられました。

 マダニに刺されると、主にどのような症状が出るのでしょうか。刺された場合の対処法や注意点などについて、林外科・内科クリニック(福岡県宗像市)理事長で医師の林裕章さんに聞きました。

50歳以上の人がマダニに刺されると重症化しやすい

Q.そもそも、マダニを介してかかる感染症には、どのようなものがあるのでしょうか。

林さん「マダニはウイルスや細菌などの病原体を保有しています。日本では、マダニが媒介する主な感染症として、SFTSウイルスによって引き起こされる『重症熱性血小板減少症候群(SFTS)』、リケッチア・ジャポニカという細菌によって引き起こされる『日本紅斑熱』、細菌の一種であるスピロヘータによる感染症『ライム病』などが知られています。

マダニは野生の草や低木に生息し、人や動物に取り付いて血を吸います。感染経路としては、マダニに刺されたときに病原体が体内に侵入することで感染が起こります。主な症状は体内に侵入した病原体によって異なりますが、一般的には発熱や嘔吐(おうと)、筋肉痛、関節痛、頭痛、皮膚の発疹などが生じることがあります」

Q.マダニに刺されたどうかを見分けることは可能なのでしょうか。

林さん「マダニが皮膚に吸着しているのを肉眼で確認できる場合は、刺されたと判断することができます。ただ、マダニに刺されても、すぐに痛みやかゆみなどの自覚症状が出ないこともあります。特にマダニが体を刺した後、落下してしまった場合や、小さいマダニに刺された場合は見落とすことがあります。マダニに刺されたかどうかを見分けるには、かゆみや赤みを伴う皮膚の反応があることが指標となります」

Q.もしマダニに刺された場合、どのように対処すればよいのでしょうか。

林さん「マダニに刺された場合、無理に自分で取ろうとせず、皮膚科や外科で除去してもらうのが最善です。特に、マダニが皮膚にしっかりと食いついている場合は、専門家による処置が必要です。自力でマダニを除去する場合は、マダニの口部分が残らないように注意するのが重要です。

マダニに刺された後、数日から2週間程度は体調の変化に注意が必要です。発熱や倦怠(けんたい)感、頭痛、筋肉痛、消化器症状など、気になる症状が出た場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。マダニに刺された後、マダニが落下した場合でも感染症を発症した例もあり、かゆみや発疹があった場合は注意してください」

Q.マダニに刺されたにもかかわらず放置した場合、どのようなリスクが生じる可能性があるのでしょうか。注意点も含めて教えてください。

林さん「マダニによる感染症を放置すると、病原体が体内に定着し、重篤な病気に発展する可能性があります。例えば、SFTSウイルスによって引き起こされる重症熱性血小板減少症候群は西日本を中心に年間およそ100の感染例が報告されており、致死率は、最大で30%程度とされています。特に、50歳以上の人は重症化しやすく、死亡例の多くがこの層に集中しています。

ライム病や日本紅斑熱に関しても、無治療で放置すると重症化し、死亡に至る可能性もあります。しかし、早期に適切な抗菌薬治療を受けることで、致死率を低く抑えられます」

Q.マダニによる感染症を防ぐにはどうすればよいのでしょうか。

林さん「マダニによる感染症を予防するためには、次の対策が推奨されています」

■野外活動時の対策
特にハイキングやキャンプなどに出掛ける場合や農作業をする場合は、長袖の服、長ズボンを着用するとともに、帽子や靴を使用しましょう。

■虫よけ剤を使用する
虫よけ成分のディート(DEET)を含む虫よけスプレーを使用してください。

■定期的にマダニを確認する
外出後に全身を確認し、マダニを早期に発見して取り除いてください。

■獣医師に相談する
マダニは犬や猫に取り付くことも珍しくありません。犬や猫を飼っている場合は、ペット用のマダニ予防薬を使用してください。

これらの対策を実施することで、マダニによる感染症のリスクを低減できます。

オトナンサー編集部

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