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中止された「連続立体交差化」いよいよ“仕切り直し”へ 京急大師線の代案「ココだけ地下化」本格化 “ケタ違いの問題踏切”解消なるか

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部分的な立体化で解決図る

 神奈川県川崎市は2026年1月23日、京急大師線の京急川崎~川崎大師間における踏切対策の代替案を示しました。本区間では、連続立体交差化事業が中止となっていましたが、緊急性の高い「本町踏切」での対策を中心に、混雑緩和策を改めて推進していく考えです。

Large figure1 gallery1部分的にアンダーパス化する案が浮上した「本町踏切」(乗りものニュース編集部撮影)

 京急大師線は京急川崎駅から海側の工業地帯へと伸びる支線。一時は大部分を地下化して踏切を廃止する計画でした。2025年3月には末端にあたる東門前~小島新田間の地下化が完了し、現在は川崎大師~東門前間の地下化などが準備されています。

 ところが、別ルートの整備や駅の移設を想定していた京急川崎~川崎大師間については、2017年に事業の中止が正式決定しています。

 一方、事業中止に伴い廃止が撤回となった4つの踏切のうち、特に問題となっているのが、国道409号と交わる「本町踏切」での混雑対策です。

 国道409号はアクアライン~第二京浜~国道246号を結ぶ主要幹線で、2019年1月の調査時点では、1日当たり3万台以上のクルマが本町踏切を横断しています。交通量に踏切遮断時間を掛けた「踏切自動車交通遮断量」は、国が「改良すべき踏切」の指定基準としている50000に対し、107168と大幅に超過しています。

 そこで川崎市は本町踏切の周辺のみを部分的にアンダーパスさせる代替案を検討しています。アンダーパス区間は国道15号より西側の約600mとされており、概算事業費は約330億円。今後は、中止となった別ルートの都市計画を正式廃止したうえで、別途で代替対策に着手していくと見込まれます。

 なお、そのほか廃止予定だった3つの踏切について、川崎市は当面、踏切拡幅や線形改良などの短・中期的対策を進めていくとしています。また、これらの代替対策に関する説明会を2月4日(水)と8日(日)に行う予定です。

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