ピップはこのほど、11月23日の「勤労感謝の日」にちなんで、専業主婦・主夫を含む20代〜50代の働く男女3,000人対し、思わずやってしまう“身体の不調自慢の実態”と、「身体の不調を話した時に喝を入れてくれそうな有名人」に関する調査の結果を公開しました。
あなたはする側?される側?ついついやっちゃう不調自慢
11月23日は「勤労感謝の日」でしたが、職場などで「肩凝ったわ〜」「最近寝不足で…」といった“不調の言葉”を口にしている人を見かけることも多いのではないのでしょうか?
あるいは、「私もつい言っちゃう」という人も多いかもしれません。そこで今回、何気なくやってしまう不調自慢の実態と、する側/される側の心理について調査しました。
今までに感じた身体の不調で、最も多いのは「肩コリ」
※ピップ調べ(2022年10月)n=3000(複数回答)
今までに感じたことのある身体の不調について聞いたところ、男性1位は「腰痛」女性1位は「肩コリ」でした。
女性1位の「肩コリ」と2位の「頭痛」とで10ポイント以上開きがあり、特に40代女性では69.6%が「肩コリを感じたことがある」と回答しました。
男性でも40代・50代の5割以上が「肩コリを感じたことがある」と回答しており、男女ともに多くの人が「肩コリ」に悩んでいることがわかりました。
「不調自慢をしたことがある」人は全体の64.4%に!
※ピップ調べ(2022年10月)n=3000(単一回答)
「身体の不調を誰かにアピールしたり自慢したことはありますか?」という質問に対し、「よくする」「たまにする」「したことがある」との回答が64.4%に上りました。
さらに、「したことがある」人を不調自慢をする対象別に見ると、「家族にアピール・自慢する」が最も多く、実に91.2%が「家族に向けて身体の不調をアピールしたり自慢したことがある」こともわかりました。
一方で、「不調自慢をSNSに投稿する」という人は26.3%に留まっています。このことから、気の許せる近しい存在には不調な姿を見せられるものの、不特定多数が見る可能性があるSNSでは発信しない人が多いと言えそうです。
不調自慢でストレス解消!?不調自慢の意外な効果
※ピップ調べ(2022年10月)不調自慢をしたことがある20代〜50代の男女 n=1931(複数回答)
多くの人がついやってしまう不調自慢ですが、不調自慢をしたときの本人の気持ちにはどのような変化があるのでしょうか。
「自身の身体の不調を誰かにアピールしたり自慢したときの気持ち」について聞いたところ、「聞いてもらえて安心した」と回答した人が70.8%と最も多く、次いで「気分がスッキリした」(59.2%)、「ストレスが小さくなった」(57.5%)という結果になりました。
不調自慢をすると、気持ちが楽になり精神的にポジティブな変化がみられることがわかります。
不調自慢を聞く側の心理は?
※ピップ調べ(2022年10月)n=3000(単一回答)
「不調自慢をしたことがある」と回答した人が66.4%だったのに対し、「不調自慢をされたことがある」との回答は76.2%に上ることがわかりました。自慢する側よりもされる側のほうが約10ポイント多い結果に。
それでは、不調自慢をされたときにはどのような心理状態になるのでしょうか。
※ピップ調べ(2022年10月)不調自慢をされたことがある20代〜50代の男女 n=2285(複数回答)
「不調自慢をされたことがある」と回答した2,285人に対し、身体の不調をアピール・自慢されたときの気持ちについて聞いたところ、約3人に2人(67.5%)が「心配になった」と回答。
続いて、「頑張っているんだなと思った」(58.9%)、「距離が近いから言ってくれていると思った」(54.1%)など、優しく受け止めたり、好意的に思う人が多数でした。
しかし、「どうでもいいと思った」「ストレスを感じた」「うんざりした」などネガティブな意見も3割以上に。不調自慢を聞いてもらうことで、相手によってはマイナスの印象になってしまうこともあるようです。相手の負担にならないよう配慮することも必要かもしれません。
「身体の不調を話した時に喝を入れてくれそうな有名人」第1位は?
「身体の不調を話した時に喝を入れてくれそうな有名人」についても調査を実施しました。「タレント部門」・「芸人部門」・「スポーツ部門」・「俳優/女優部門」の4つの部門ごとにランキングを発表しています。
タレント部門ではマツコ・デラックスさん、芸人部門では明石家さんまさん、スポーツ部門では松岡修造さん、俳優/女優部門では梅沢富美男さんが1位という結果になりました。
※ピップ調べ(2022年10月)「身体の不調を話した時に喝を入れてくれそうな有名人(芸能人、スポーツ選手など)といえば誰ですか?」の設問に対し、記述式で「最初に思い付いた有名人」「2番目に思い付いた有名人」「3番目に思い付いた有名人」の回答を集計。 n=3000(単一回答)
調査概要
調査名:不調自慢に関する実態調査
調査対象者:全国の20代〜50代男女3,000名(性年代別に均等割付)
調査期間:2022年10月5日〜7日
調査方法:インターネット調査
調査主体:フジモトHD
調査実施機関:ディーアンドエム
ピップ
https://www.pipjapan.co.jp/
(マイナビ子育て編集部)
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