ファミリーマート(東京都港区)が10月4日、プラスチック製フォークの配布を原則、取りやめます。プラスチック使用量の削減が目的で、希望者にはフォークの代用品として、竹箸を配布します。
プラスチック使用量は年間250トン削減
今回の取り組みは、3月に都内10店舗で実施した、プラスチック製フォークの配布取りやめの実証実験の結果を受け、決定。同社によると、実証実験中は大きな問題が発生せず、客からは「環境にとって良い取り組みである」など、好意的な意見が多く寄せられたとしています。
プラスチック製フォークの配布取りやめにより、竹箸などの代替品への移行や、客のマイカトラリー(携帯用の箸やスプーン、フォークなど)の利用が進んだ場合、プラスチック使用量は年間で約250トン削減される見込みです。
箸に不慣れな外国人客やフォークを必要とする小さな子ども、何らかの障害がありフォークを希望する客などに対しては、引き続きフォークを配布します。また、持ち手に穴を開けた軽量化スプーンの配布も継続します。
オトナンサー編集部