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関東地方で春一番も 桜の王者「ソメイヨシノ」に忍び寄る危機とは

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新型ウイルスと同じくらい心配なのは……

 2020年2月22日(土)、気象庁は関東で春一番が吹いたことを発表しました。2019年に春一番が吹いたのは3月9日ですから、2020年は前年と比べて2週間以上も早く春一番が吹いたことになります。

 春一番が吹いたことで、今後は日に日に暖かくなり、春めいた陽気を感じることが増えるでしょう。道端や公園などに植えられた花木も咲き誇り、色とりどりの花を目にすることで春の到来を実感する人も少なくありません。

 春を想起させる花といえば、多くの人が真っ先に思い浮かべるのは「サクラ」です。満開に花開いたサクラの下で、おいしい料理に舌づつみを打ち、家族や会社の同僚などと会話が弾む楽しいひとときは、まさに春の光景といえます。

 東京にはあちこちにサクラの名所がありますが、隅田川や上野、飛鳥山(北区)など、人気の花見スポットには立すいの余地がないほど多くの花見客が押し寄せます。

日本で古くから愛され続けるソメイヨシノ(画像:写真AC)

 2020年は新型コロナウイルスの影響もあって、早くも花見の盛り上がりを心配する声が出ています。新型ウイルスの問題ももちろんですが、同様に花見の盛り上がりを危ぶむ問題が浮上しているのです。それが、私たちを楽しませてくれるサクラ、特に人気が高いソメイヨシノの「老齢化」という問題です。

 サクラには多くの品種があります。それぞれに個性があり、また個人の好みもあるので甲乙をつけるのは難しいのですが、多くの人たちから絶対的な人気を誇っている品種がソメイヨシノです。

ソメイヨシノの寿命は60~70年

ソメイヨシノの寿命は60~70年

 東京都内の各所に咲き誇るソメイヨシノの多くは、昭和30年代に植えられました。そうした時期から逆算すると、都内のソメイヨシノは大半が樹齢60年を超えています。

 ソメイヨシノの寿命は60~70年と言われています。都内のソメイヨシノが一斉に老齢化すれば、花見を楽しめなくなってしまう恐れがあるのです。

 こうした問題に直面し、地方自治体は対策に追われています。

 目黒川の桜並木が人気になっている目黒区は、ふるさと納税を活用して目黒のサクラ基金を創設。集まった資金は区内に植えられているサクラの定期的なメンテナンスや調査、老齢化したサクラを新しいサクラへと植え替える費用などに充てています。

東京都内でも有数のサクラの名所、目黒川(画像:写真AC)

 しかし、ソメイヨシノをめぐる問題は樹木そのものの老齢化だけではありません。

 公園や学校などに植えられているサクラは、比較的に維持・管理がしやすい環境にあります。一方、川べりや道路端は自動車が走ったり、人が歩いたりするために、踏圧(とうあつ。 踏みつけること)・振動などによって樹木が痛みやすい環境にあります。

 近年、東京都心部は再開発などの影響もあって道路が拡幅されています。大きな道路は大型トラックなどが頻繁に通るので、樹木への影響も甚大です。

 また、ソメイヨシノ特有の問題もあります。ソメイヨシノは花びらが多く、しかも散りやすいのが特徴です。それがソメイヨシノの美しさの魅力でもありますが、地面に散った花びらを清掃するのは地元の町内会・自治会や商店会の人たちです。

 近年、こうした諸団体は高齢化が進み、清掃活動に思うように取り組めなくなっています。

代替品種に植え替える自治体も

代替品種に植え替える自治体も

 そうした事情を勘案し、ソメイヨシノからほかの品種のサクラへと植え替える自治体も出てきています。

 サクラをまったく違う花へ植え替えてしまえば、サクラを楽しみにしている人はがっかりするかもしれません。また、花見による経済効果は減速し、近隣の飲食店やスーパー・コンビニにも影響を及ぼすことが想定されます。サクラを植え替えることで地域経済も打撃を受けるのです。

 そのような影響を最小限にするため、ソメイヨシノに色や形が似ているコシノヒガンザクラが植え替え用のサクラとして検討されることが多いようです。

 毎春、サクラは私たちを楽しませてくれます。なんとも言えない美しさを保つために、その裏では汗をかき、知恵を絞り、工夫を重ねている人がたくさんいるのです。

 2020年も、間もなくサクラの季節を迎えます。

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