雪印メグミルクはこのほど、全国の3歳~小学校低学年の子をもつ母親を対象に実施した「朝食に関する調査」の結果を発表しました。あわせて「脳科学&栄養面を考慮した朝食」についてもご紹介します。
平日朝の子どもの支度で大変なこと1位は「朝食を食べさせる」
平日の朝から疲れていると感じることはあるか尋ねたところ、75.7%のママが「よく感じている」「どちらかといえば感じている」と回答。7割以上のママが、平日の朝から疲れを感じていることわかりました。
平日の朝、子どもの支度において大変だと感じる項目について聞くと、最も多い回答は「朝食を食べさせること」(58.9%)でした。2位は「起こす」(56.3%)、3位は「着替えさせる」(35.6%)でした。 多くのママが、子どもに朝食を食べさせることに悩みを抱えているようです。
子どもの朝食に対して、大変だと感じる時期はいつか尋ねると、「学校や保育園、幼稚園のある平日」(77.8%)が最も多く、「(進学や進級などの)新生活シーズン」(71.6%)、「夏休み・GW・お正月などの)大型連休明け」(66%)が続きました。平日はもちろんのこと、新生活シーズンや大型連休明けなど、生活リズムが変わるタイミングなどでも大変さを感じているようです。
「親子のドタバタ朝食を救う3か条」で、朝食の時間を楽しく
アンケートでは、平日の朝、子どもの支度で最も大変と感じるのが「朝食を食べさせること」という結果になりました。そこで、脳科学者の瀧靖之先生と、管理栄養士の古谷彰子先生監修の「親子のドタバタ朝食を救う3か条」をご紹介します。
1.子どものやる気を引き出そう
席に着いてから食べ始めるまでの時間を短縮するために、朝の準備の中で子どもに役割を与え、子どもが食べたくなる食材を用意することで食事への意欲を高めてみましょう。「簡単なこと」を少しずつ「楽しくやってみる」ことがポイント。役割を与えられることで大きな喜びや信頼を感じ、成功体験が次の原動力にもつながります。
2.朝食の準備は手軽にしよう
忙しい朝は"出すだけ食材"を活用して、手軽に栄養バランスをととのえるのがおすすめです。忙しくて準備の時間が足りない時には、3大栄養素の炭水化物・たんぱく質・脂質を意識した「パチト」(パン・チーズ・トマト)から始めてみましょう。
パチト
3.たくさん会話をして笑顔を増やそう
食事中の会話量は食事への意識と深く関係しています。親子でたくさん言葉を交わし、子どもにとって「朝食=楽しい時間」と感じられるようにしましょう。
調査概要
[調査時期]2025年1月
[調査方法]インターネット調査
[調査対象]・全国の20~50代の女性、800名
・3歳~小学校低学年の子どもをもつ母親
・普段自宅で朝食を用意している人
雪印メグミルク
https://www.meg-snow.com/
(マイナビ子育て編集部)