2011年3月11日に発生した東日本大震災からきょうで14年を迎えました。そんな中、災害に備えるために家具の転倒防止対策を行うよう、内閣府大臣官房政府広報室(以下、内閣府)が、政府広報オンラインの公式Xアカウントで呼び掛けています。
家具は避難経路をふさがない場所に設置すること
内閣府は「東日本大震災から14年」「災害はいつ、どこで発生するか分かりません。日頃からの備えがあれば、あなたと大切な家族を守ることができます」などとXでコメント。その上で、家具の転倒防止対策について、次のように紹介しています。
(1)家具の転倒防止対策
・天井との隙間は2センチ以内に
・粘着マットで固定
・転倒防止板を家具の下に敷く
・テレビとテレビ台は転倒防止ベルトとキャスター下皿で固定
(2)リビング・キッチンにおける家具の転倒防止対策
・電子レンジは粘着マットや転倒防止ベルトで固定。レンジ台はL字型金具で壁に固定
・食器棚は避難経路をふさがないように設置
・引き出しストッパーを付ける
・扉に開放防止器具を付ける
・冷蔵庫は避難経路をふさがないように設置し、転倒防止ベルトで固定
(3)寝室における家具の転倒防止対策
・ベッドの脚に滑り止めを設置
・窓ガラスに飛散防止フィルムを貼る
・キャスター下皿で固定する
・積み重ねボックスは上下と壁を連結金具で固定
・タンスは避難経路をふさがないように設置。突っ張り棒で固定し、転倒防止板を敷く
オトナンサー編集部