フードデリバリー情報メディア「おいしいデリバリー」が、「Uber Eats(ウーバーイーツ)」はじめ主要４サービスの報酬単価や平均時給を比較した結果を発表しました。
なにが違うの？
フードデリバリー情報メディア「おいしいデリバリー」(運営：株式会社AMO)は2025年４月14日、「Uber Eats(ウーバーイーツ)」「出前館」「Wolt(ウォルト)」「menu(メニュー)」の4サービスについて、配達1件あたりの報酬単価や平均時給を比較した結果を発表しました。現役のフードデリバリー配達員272人を対象とした報酬に関するアンケート調査に基づいています。
Uber Eatsに使用されるリュックと自転車（画像：写真AC）。
フードデリバリー4サービスの1件あたり報酬のランキングでは、平均653円の「出前館」がトップに。件数が少なくても高単価で効率よく収入を得られるといいます。
一方、報酬単価はやや低い（592円）ものの、配達依頼の多いUber Eatsが、平均“時給”に換算した結果では2位になりました。こちらも安定して稼げる傾向が見られるそうです。
今回の調査では、配達1件あたりの報酬および平均時給が最も高いサービスは「出前館」であるとしつつも、エリアや時間帯により配達件数が安定しないことから、働く地域の特性を把握してサービスを選ぶことが重要だといいます。
「Wolt」は一件あたりの単価が610円で２位、「menu」は同577円で４位でしたが、柔軟に掛け持ちしながら働きたい人には「Wolt」、長時間じっくりと稼ぎたい人には「menu」がおすすめだとしています。
また、Uber Eatsでは、自転車、バイク、軽自動車と、車両がレベルアップするごとに一件あたりの単価や平均時給がアップする傾向も明らかに。収入アップを目指すには、バイクや軽自動車の使用、都心部での稼働、複数サービスの併用も有効な手段だといいます。
