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実は原料が同じ「緑茶」と「紅茶」 栄養&美容面に違いはあるの?【管理栄養士が解説】

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「紅茶」と「緑茶」どんな違いがあるの?
「紅茶」と「緑茶」どんな違いがあるの?

 スーパーやコンビニに行くと、さまざまな種類の緑茶や紅茶が売られています。自宅や勤務先で緑茶や紅茶を飲む人は多いのではないでしょうか。どちらもよく飲まれる飲み物ですが、具体的にどのような違いがあるのか、製造方法や栄養面での違いや摂取時の注意点について、管理栄養士の岸百合恵さんに聞いてみました。

緑茶の方が「カテキン」が多い

Q.「緑茶」と「紅茶」の具体的な違いについて、教えてください。それぞれ、どのような方法で製造されているのでしょうか。

岸さん「どちらもツバキ科カメリア属の『チャノキ』の葉が原料の飲み物ですが、製造方法が異なります。緑茶は茶葉を発酵させずに作りますが、紅茶は茶葉を完全に発酵させて作るのが特徴です。お茶を摘んでしばらく置くと酸化が進むのですが、この現象を発酵といいます。お茶の世界での発酵は酸化のことを指し、納豆やヨーグルトなどの菌によって起こる発酵とは違います。

発酵が進むにつれて茶葉は緑色から褐色になっていくので、発酵させて作る紅茶は褐色です」

Q.「緑茶」と「紅茶」には、それぞれどのような栄養素が含まれているのでしょうか? また、摂取すると、どのようなメリットがあるのでしょうか。

岸さん「同じ茶の樹から作られるのでカテキンやテアニン、タンニン、カフェインなど含まれる成分や効能は基本的に同じですが、含有量に少し違いがあります。

緑茶に特に多く含まれているのがポリフェノールの一種である『カテキン』です。緑茶は不発酵茶なのでカテキンがそのまま残りますが、発酵茶である紅茶は発酵の過程でカテキンが減少します。そのため、紅茶よりも緑茶の方がカテキンを多く含みます。カテキンは、細胞の酸化や老化を防止する抗酸化作用のほか、抗菌作用があります。

紅茶に特徴的なのは、紅茶の赤色成分であるテアフラビンです。紅茶の赤色成分でこれもポリフェノールの一種であり、カテキンが発酵することによって作られる成分です。効果としてはカテキンと同じように抗酸化作用や抗菌作用があります」

Q.「緑茶」と「紅茶」は、どちらの方が体によいのでしょうか? また、美容効果が高いのはどちらなのでしょうか?

岸さん「一概にどちらの方がよいとは言えません。先述のように、どちらの飲み物も抗酸化作用があり、これが血圧や血糖値、コレステロールを低下させたり、ガンを予防したりとさまざまな効果があるといわれています。

また、緑茶にはビタミンCが含まれており、コラーゲン形成や皮膚の健康に携わるので美容目的として役立ちそうですが、ビタミンCが含まれない紅茶にはレモン果汁を入れてレモンティーにすれば同じようにビタミンCを補うことができるのでおすすめです」

Q.「緑茶」と「紅茶」の1日の摂取目安量について、教えてください。もし「緑茶」や「紅茶」を飲み過ぎた場合、体にどのような影響を及ぼす可能性があるのでしょうか。

岸さん「どちらもカフェインが含まれるので取り過ぎには注意が必要です。カフェインの過剰摂取によって、めまいや震え、不眠、利尿作用だけでなく下痢や吐き気につながることがあります。

緑茶の煎茶では100ミリリットル中カフェインは20ミリグラム、紅茶は30ミリグラムです。欧州食品安全機関(EFSA)によると、大人のカフェインの摂取量の目安は1日400ミリグラム程度なので、緑茶や紅茶だけを飲むなら1日の適量は6〜8杯程度です。ただし、緑茶や紅茶だけでなく、コーヒーやエナジードリンクなども一緒に摂取する場合は適量が変わります。ちなみに、緑茶の玉露には60ミリリットル当たり160ミリグラムものカフェインが含まれているため、注意しましょう。

また、お茶に含まれているタンニンは、鉄の吸収を阻害する作用があります。タンニンの目安量は特に設けられていませんが、貧血の人や食事から鉄分を摂取をしたい人も摂取量に気を付けましょう」

オトナンサー編集部

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