終活の情報メディア「終活瓦版」を展開する林商会（滋賀県大津市）が、「遺品整理で見つかってよかったもの」に関する調査結果をランキング形式で紹介しています。
調査は2025年2月19日から同月26日、遺品整理をしたことがある人を対象にインターネットで実施されました。計200人から有効回答を得ています。
2位は「重要な手がかりとなる」物
3位は「貴金属・宝飾品」でした。経済的な価値もあるため、遺族の生活を支える助けになることもあるようで、回答者からは「貴金属など価値があるものが見つかったのはうれしかった」（30代女性）、「貴金属があったおかげで形見としてもらいました」（40代男性）といった声が寄せられたとのことです。
2位には「クレジットカード・現金・通帳・印鑑」といった金融関連書類がランクイン。相続手続きを円滑に進めるための重要な手がかりとなるため、「クレジットカードとかの申込書。残してあったので何枚持っているのか分かりました」（30代女性）、「クレジットカードや通帳です。いくら残ってるかや、解約するのに必要だったからです」（30代女性）といったコメントがあったということです。
そして、1位は「写真やアルバム」でした。「写真は、知らない歴史があって感慨深い」（40代女性）、「写真はいつでも見ることができ、思い出に残るから」（30代男性）など、故人の若い頃の知られざる一面が垣間見られたり、故人と遺族との思い出を振り返ることができたりして感慨深く感じたという声が寄せられたとのことです。
調査結果を受け、同社は「遺品整理は故人をしのぶ大切な作業ですが、遺族にとっては大きな負担にもなり得ます。思い出の品から重要書類まで膨大な量の遺品を前に、整理中は故人との思い出に向き合わねばなりません。そのような中、遺品から新たな発見を得ることもあるようです」とコメントしています。
オトナンサー編集部
