国内最大のクレーン船が活躍です。
国号398号と接続へ
出島架橋(画像:女川町)。
宮城県女川町で2023年11月16日(木)、本土と離島「出島」(いずしま)のあいだに橋が架かりました。
橋は長さ364m。現行で本土と行き来の際、陸路はなく、1日3便のフェリーを利用する必要があります。女川町によると、地域住民からも陸路の早期整備が望まれており、今後は本土側の国号398号と接続する工事を実施する予定です。
架設作業には、国内最大のクレーン船「海翔」を動員。10月24日から3回にわたり、各部材を組み合わせる工程が組まれました。その最終回が今回の架橋でした。
女川町は「離島・出島と本土が出島架橋で結ばれ、島内の産業、生活、教育、医療および有事の際の防災道路を担う『命の道』となり、出島地区はもとより、本町全体の活性化に資するものです」としています。