呪歌を唱えているときは「無の境地」
前野コトブキさんは東京在住50余年のイラストレーターで、これまでにビジネス書籍からテレビ番組内のフリップイラストまで幅広く手掛けてきました。会社員時代からのダブルワークを含めるとその歴は25年。そんな前野さんが描くアーバンライフメトロ・オリジナル4コマ漫画。今回のテーマは「一風変わった占い」です。
――前野さん、今回の作品を作った背景を教えてください。
実はこの神社に行く機会が多く、最近「歌占(うたうら)」のことを知ったんです。
――そもそも、歌占とは何でしょうか。
室町時代から伝わる占いで、弓の弦に結びつけられた短冊を引き、そこに書いてある和歌で占います。和歌は神様からのお告げなんですって。
――この神社をどのように知ったのでしょうか。
住んでいる場所からそこそこ近いんですよ。
――呪歌という言葉は、少し響きが重いですね。
呪うって読むと結構おどろおどろしいですが、元々は「おまじない」を「呪」と言ったそうです。
――呪歌を唱えているとき、前野さんは何を考えていたのでしょうか。
無の境地です!
――「駄菓子屋のアイドルブロマイド」なんて、年齢がバレてしまいますね。ちなみに当時の「推し」アイドルは誰だったのでしょうか。
河合奈保子さんですかねぇ、歌も上手で可愛かったな~(笑)。
――吉や凶はないのですね。なんてハッピーな神様でしょう!
そうですね、授かった和歌自体が善悪を超越しているのでしょうか?
――ちなみにどのような結果で、人生はそれに近づいているのでしょうか。
具体的な歌の内容は伏せますが、良い方向に行っていると思います!
――河合奈保子さんにひと言お願いします。
お元気ですか~?
――漫画の読者にひと言お願いします。
興味がある人は、是非一度足を運んでみてくださいね!