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日本代表、持つべきは「スピード」と「パワー」。アジア予選でこそ発揮されるフィジカルの優位性

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ミャンマー戦に途中出場した伊東純也(左)と鈴木武蔵(右)【写真:Getty Images】

ミャンマー戦に途中出場した伊東純也(左)と鈴木武蔵(右)【写真:Getty Images】

【ミャンマー 0-2 日本 カタールワールドカップ・アジア2次予選 第1節】

 日本代表は10日、2022年カタールワールドカップ・アジア2次予選の第1節でミャンマー代表と対戦し、2-0の勝利を収めた。

 東南アジアのミャンマーの9月は雨季。この日も例外に漏れず、強い雨に打たれながら試合開始を告げるキックオフの笛が鳴った。

 連日続く雨の影響で、この日のピッチコンディションは最悪。そこで日本代表は、無理にショートパスをつなぐことなく、ロングパスとミドルシュートを多用した攻撃が目立った。結果として先制点は左サイドからカットインして右足を振り抜いた中島翔哉のミドルシュートから生まれ、2点目は堂安律の浮き球のパスから、南野拓実がヘディングで決めている。

 14度あったコーナーキックからは、吉田麻也、冨安健洋、大迫勇也というメインターゲットに加え、橋本拳人がヘディングシュートを放つ場面も。格下のミャンマー相手であれば、空中戦にも圧勝できることが証明された。

 日本代表はこの後、10月にモンゴルとタジキスタン、11月にキルギスとの対戦を控えている。FIFAランキング33位の日本と比べると、キルギスが95位、タジキスタンが119位で、モンゴルが187位。環境や状況に応じてシンプルな攻撃を選択することの必要性を感じさせる試合だった。

 この試合では後半途中から鈴木武蔵と伊東純也を投入。スピード、パワーといったフィジカル面での特徴を持つ2人の投入により、疲労の影が見えるミャンマーDF陣はさらに疲弊。ダメ押し点こそとれなかったものの、有効打であることは火を見るよりも明らかだった。

 そういう意味では、この2人や永井謙佑を今回の代表メンバーに招集したことは意味があったと言えるだろう。さらにここに、高さで違いを作れるFWが出てくれば、日本代表はより一層、戦い方の幅を広げることができる。

 日本代表としては、できるだけ多くの試合を残して1位突破を決めるのが理想。来年6月のラスト2試合を消化試合にできれば、過密日程と長距離移動を強いられる海外組を休ませることもでき、直前に控えた東京五輪に向けた強化も可能になる。

 現時点で、前線のファーストチョイスに異論が挟む余地はほぼない。ただ、2次予選に限った話をすれば、彼らのようなフィジカルを特徴に持つ選手をベンチに置いておく必要があるだろう。

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