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ファン・ダイクがリバプールの懸念材料に。今季の不調は嘘か真か、大黒柱にかかる負担と失点を重ねる理由

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リバプールのフィルジル・ファン・ダイク【写真:Getty Images】
リバプールのフィルジル・ファン・ダイク【写真:Getty Images】

リバプールといえば、世界最高峰のCBフィルジル・ファン・ダイクがいることもあり、堅守のイメージが強い。しかし、今季は昨季を上回るペースで失点を重ねている。何故、今季はこんなにも失点が増えてしまっているのか。もしやファン・ダイクのプレー異変が起こっているのか。(文:プレミアパブ編集部)

「ファン・ダイクの無双状態は続くはず」

リバプールといえば、世界最高峰のCBフィルジル・ファン・ダイクがいることもあり、堅守のイメージが強い。しかし、今季は昨季を上回るペースで失点を重ねている。何故、今季はこんなにも失点が増えてしまっているのか。もしやファン・ダイクのプレー異変が起こっているのか。(文:プレミアパブ編集部)
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 連戦連勝の快進撃とは裏腹に、リバプールには一つの懸念点がある。「守備が不安定」という声が、ファンや現地メディアから上がり始めているのだ。昨シーズンはシーズンを通して22だった失点数が今シーズンは14試合を終えて12を記録。昨季と比べて1.5倍のペースで失点を重ねている。またクリーンシート数にいたっては、昨季は22試合でリーグ最多だったにもかかわらず、今季はわずか2試合のみ。これはリーグ16位の数字だ。

 蛇足かもしれないが、昨季のフィルジル・ファン・ダイクは本当に素晴らしかった。1シーズン通して穴のない守備を披露して、ドリブル突破を一度も許さなかったのだから驚きだ。結果、惜しくも受賞はならなかったが、DFながら今季のバロンドール最右翼と言われ、英大手ブックメイカー『ウィリアム・ヒル』のバロンドール受賞候補のオッズでは、ワールドクラスのアタッカーたちを抑えて一番人気だった。

 ファン・ダイクの評価はうなぎ登りで、期待値も上がり過ぎていたのか。

 今季の開幕前に行われたコミュニティーシールドのマンチェスター・シティ戦では、ガブリエル・ジェズスにドリブル突破を許しただけで話題になったほどだ。確かにこの「被ドリブル突破」は、2018年3月から約1年5ヶ月間ぶり、公式戦65試合ぶりとはいえ、ニュースになっていることは異常事態だ。それだけオランダ代表CBが評価されているということでもある。

 ただこの時点では、「今回はたまたまで、ファン・ダイクの無双状態はまだ続くはず」と思っていたファンも多かったのではないだろうか。

信じられないミスも…

 しかし結果的には、同じ月にはプレミアリーグ第3節アーセナル戦でもニコラ・ペペにドリブル突破を許し、リーグ戦でも50試合連続で続けていたドリブル突破阻止率100%の記録が破られる。その後も9月に行われた4節のバーンリー戦でもイングランド人ストライカーのジェイ・ロドリゲスにも突破を許してしまった。

 ミスはドリブル突破を許すだけではない、チャンピオンズリーグ第1節ナポリ戦ではゴール前での中途半端なバックパスをフェルナンド・ジョレンテに奪われて失点を献上するなど、昨季では考えられないミスも犯している。

 なによりインパクトが大きかったのは、10月に行われたチャンピオンズリーグのグループステージ第2節ザルツブルク戦だろうか。前半39分、韓国代表FWファン・ヒチャンにボックスへの侵入を許すと、あっさりかわされてしまい失点を喫してしまったのだ。このプレーは少なからず視聴者に動揺を与えたはずだ。

 ここまでミスを指摘したが、これらのミス以外は素晴らしいパフォーマンスを披露しており、ファン・ダイクが世界最高峰のCBという評価は全く揺るがない。とはいえ、出来過ぎの昨季のパフォーマンスと比べれば、ミスが増えていることも事実なのだ。

ファン・ダイクを襲う疲労

 不調と言えるほど、ファン・ダイクのパフォーマンスが落ちているわけではないが、少なからず疲労が最終ラインの要に影響しているのは間違いないのではないだろうか。

 まず忘れてはならないのは、今季のファン・ダイクは超過密日程を戦っている。昨季、チャンピオンズリーグ決勝があったこともあり、他のクラブと比べて3週間ほど長い6月1日までクラブの一員としてプレーし、その後ネーションズリーグにもオランダ代表の一員としてプレーしたため、最終的には6月10日まで昨季の終了は長引いた。

 そして今シーズンは、7月20日のプレシーズンマッチのドルトムント戦からプレーを開始。このシーズンインは、リバプールの他の選手よりも2試合遅く、疲労に対する配慮はあった。

 実は同じくCL決勝を戦ったトッテナムと比較すればほぼ同時期。しかもコミュニティーシールドや、UEFAスーパーカップなどにも出場していることを加味すると、休みが短かったわりに、他のクラブの選手と同様、あるいはそれ以上の時間プレーしていることになる。しかもシーズンに入ってからも、欠場したのはカラバオカップの2試合のみ。プレミアリーグやチャンピオンズリーグなど、強度の高い試合は全てフル出場している。

攻撃力を増すSBと負担が増えるCB

 そんな日程面で厳しい状態にもかかわらず、昨季以上に、守備の場面で走らざるを得ない場面も増えている。というのも昨季の時点でも十分攻撃的だった両SBが、今季はさらに攻撃的になっているのだ。

 昨シーズン、プレミアリーグのアシストランキングで、3位と4位につけるなど、リバプールの攻撃を下支えしたトレント・アレクサンダー=アーノルドとアンドリュー・ロバートソンだが、今季はさらに前がかりにプレーする試合が増えている。結果、今季のロバートソンのシュート数は既に12本と、昨季の記録まであと4本に迫っている。1試合あたりに換算すれば、シュート数は昨季の約2倍だ。

 また、アレクサンダー=アーノルドのキーパス数は、昨シーズンの36を超えて既に43を記録している。こちらも1試合あたりに変換すると3倍以上ものスタッツになる。

 加えてロバートソンに関しては、やや疲労も目立ち始めており、昨季以上に攻撃的にプレーするものの守備の場面で戻り切れない場面も増えている。結果、同サイドのCBであるファン・ダイクに大きな負担がかかっているのだ。

 しかも今季のリバプールは最終ラインを昨季より高く設定している。その結果、昨シーズンのオフサイドの数は38試合で127回、1試合平均3.3回に対してして今シーズンは既に51回のオフサイドを記録。1試合平均で見ると4.3回に上がっている。

 ラインを高く設定すれば、裏をとられる回数が増えるのも自然な現象だ。結果として、ファン・ダイクが対人戦で晒される場面は増えており、対人戦に少なからず影響しているのだろう。

過密日程をどう乗り切るか

 この後、リバプールには3日に1試合ペースの過密日程が控えている。カラバオカップ準々決勝とクラブワールドカップ準決勝の2日続けて行われるために2チーム編成で対応することもクラブから発表されたが、それでも正気とは思えないスケジュールだ。

 今のところ多少失点しても、後半終了間際の決勝点で勝ち切っている。これ自体はウイニングメンタリティの定着が感じられ、一概にネガティブなこととは捉えられないが、もちろん戦前から失点覚悟で戦っているというわけでもないはず。守護神アリソンも「バカげた形でする失点は悩ましいね。今シーズンをより良いものにするにはクリーンシート実現に対してもっと取り組む必要がある」と記者会見で語っている。

「逆転勝利で良かった」というのは結果論であり、意図的に再現することが難しいのは確か。厳しい冬は目前だが、名将クロップはどのような策で越冬するのだろうか。

(文:プレミアパブ編集部)

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