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長友佑都はなぜ格下国にまで狙い撃ちされたのか…? ベテラン日本代表が直視すべき現実とは

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 日本代表の長友佑都【写真:Getty Images】
日本代表の長友佑都【写真:Getty Images】

日本代表は14日、2022年カタールワールドカップ・アジア2次予選の第4節でキルギス代表と敵地で対戦。2-0で勝利を収めたものの、DF長友佑都の左サイドから攻め込まれるシーンが度々見られた。日本代表が露呈した弱点と、そこから生まれた教訓とは?(取材・文:元川悦子【キルギス】)

長友が格下相手に狙い撃ち

日本代表は14日、2022年カタールワールドカップ・アジア2次予選の第4節でキルギス代表と敵地で対戦。2-0で勝利を収めたものの、DF長友佑都の左サイドから攻め込まれるシーンが度々見られた。日本代表が露呈した弱点と、そこから生まれた教訓とは?(取材・文:元川悦子【キルギス】)
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 キルギス国立競技場の劣悪ピッチに、スタンドを埋め尽くした1万7000人超の大観衆…。まさに完全アウェイの中、日本は14日、2022年カタールワールドカップ・アジア2次予選前半戦の山場となるキルギス戦に挑んだ。

 森保一監督はここまで攻撃の軸に位置付けてきた左MF中島翔哉をスタメンから外し、原口元気を抜擢。キルギスが主将・キチン(2番)から右サイドのマイヤー(6番)に大きく展開して攻めを仕掛けてくるのを想定し、守備強化を図ったのだ。しかしながら「最初はハマらなかったし、取りに行ったところをかわされるシーンが多かった」と原口も反省する通り、日本はこのパターンから何度もチャンスを作られ、ピンチを招くことになった。

 その結果、予想以上の苦境に追い込まれたのが長友佑都だ。大柄なマイヤーを止めようと奮闘するものの、体格差でどうしても圧倒されがちになる。1対1で完ぺきに抜かれたり、決定的なクロスを上げられるシーンはなかったものの、この試合で日本代表歴代キャップ数2位タイの122試合に到達した長友が、格下の相手に狙い撃ちされたのはショッキングな事実。

 試合前日会見で敵将のクレスティニン監督が「相手にも弱いところはある。そこをうまく使えばいい戦いができる」と自信をのぞかせていたが、まさか自分がいる左サイドがそう見られているとは、本人も予想だにしなかっただろう。

「反省すべきところは…」

「僕がウイングバック(マイヤー)につくこともできたんですけど、シャドウの選手が僕と(吉田)麻也の間を狙ってたんですよね。ギャップのところに走られてそのままゴールに行かれる方が怖いから、中を捨ててウイングバックに張り付くこともできないし、そうなるとボールが入った状態で1対1をするしかない。システムのミスマッチや体格差も含めて難しいところはありました」と、長友は90分間通して悩みながら守備に入っていたことを明かした。

 もちろん後手を踏んだ責任の全てが彼1人にあるわけではない。原口が言うようにキチンにボールを出させすぎたことも問題だったし、システムのミスマッチも相まって、長友に過度の負担がかかってしまった。こうした要素を踏まえながら、本人は「もう少し自分が早くポジションを取っていたらうまくプレッシャーをかけられたかもしれない。反省すべきところはして、自分の能力を伸ばす方法を考えていきたいです」と反省点を口にした。

 キルギス合宿スタート時には「自分たちがレアル・マドリーのように圧倒的な強さを見せつけなきゃいけない」と意欲満々だった長友だが、思惑が外れ、記念すべき代表122試合目がほろ苦いものになった。そういう意味で、やはり不完全燃焼感は大きかったに違いない。

努力する素直さと潔さ

 2008年5月のコートジボワール戦で初キャップを飾ってから12年。2010年南アフリカワールドカップ・カメルーン戦でのサミュエル・エトー封じを手始めに、彼は世界の難敵を止め続け、日本の絶対的左サイドバックに君臨し続けてきた。その経験値は頭抜けたものがあるし、スピード対応では今も世界トップのアタッカーに負けることはない。

 ただ、今回のようにマッチアップする相手が大柄かつフィジカル面を押し出してくるタイプだとやはり事情が違う。そこにロングボールが何本も入ってくれば、最初の競り合いから圧倒的に不利だ。さすがの長友も苦しくなり、隣の吉田が引き出され、植田直通までも引っ張られ、守備陣全体のバランスが崩れがちになる。実際、キルギス戦ではそういうピンチが何度か起きた。そこは百戦錬磨の長友と言えども、改善していかなければならない点だろう。

 この先、最多キャップ数の152試合を誇る遠藤保仁超えを目指そうと思うなら、さらなる進化を遂げることが肝要だ。すでに33歳になっている長友にはその作業自体が難しくなるが、今回は自分に足りない部分がまだまだあることを再認識するいい機会になったのではないか。その事実を認め、努力する素直さと潔さを持ち合わせているのがこの男のよさ。

 ここ最近は所属のガラタサライから放出されるという報道も出ていて、来年3月の2次予選後半戦スタート時にどうなっているかは全く未知数だが、努力する姿勢だけは何があっても変わらない。この日も「ビデオを見直して確認します」と何度も繰り返していたが、向上心の塊である長友は必ず問題点を探し出し、克服する作業をして、次の代表活動に戻ってくるに違いない。

森保ジャパンに課される重要命題

 そういったお手本的選手の存在は森保監督にとっても心強い限りだ。とはいえ、左サイドバックの長友依存状態から脱出することも真剣に考えるべき時期に来ている。彼が体格差で狙い打ちされるという現実をしっかりと認識したうえで、U-22世代の杉岡大暉や原輝綺といった大柄なサイドバックを育成し、強固なバックアップ体制を整えておくことも、今後に向けて大切だ。

 それは酒井宏樹が担っている右サイドバックにも言えること。センターバックは冨安健洋ら若い世代が着実に力をつけてきているものの、サイドバックは主力と控えの格差がまだまだ大きい。2次予選前半戦は基本的に同じ守備ユニットで戦い続けてきて、無失点で乗り切れているものの、その状況がカタールワールドカップまで続くとは到底、思えない。

 2020年以降は守備陣の底上げにより本腰を入れていくこと。それが森保ジャパンに課される重要命題だ。今回のキルギス戦をいい教訓にすることが今、長友自身にもチーム全体にも強く求められている。

(取材・文:元川悦子【キルギス】)

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