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アーセナルの戦術、選手起用法は? 出口の見えない不振でエメリ監督は解任、戦い方は定まらず【序盤戦レポート(2)】

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アーセナル【写真:Getty Images】
アーセナル【写真:Getty Images】

2019/20シーズンは序盤戦を終えた。補強が成功して首位争いを演じるチームもあれば、低迷して監督交代を余儀なくされたチームもある。各クラブのこれまでの戦いを振り返りつつ、見えてきた戦い方と課題を考察していく。第2回はアーセナル。(文:編集部)

アーセナルの戦術は?

2019/20シーズンは序盤戦を終えた。補強が成功して首位争いを演じるチームもあれば、低迷して監督交代を余儀なくされたチームもある。各クラブのこれまでの戦いを振り返りつつ、見えてきた戦い方と課題を考察していく。第2回はアーセナル。(文:編集部)
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 アーセン・ヴェンゲルによる長期政権が終わり、ウナイ・エメリが後任に就いた昨季はUEFAヨーロッパリーグ(EL)で決勝進出。しかし、プレミアリーグでは終盤の失速が響いて5位に終わり、今季もELを戦うこととなった。

 ディフェンシブサードでの守備の脆さと「攻」から「守」への切り替え、といったこれまでの課題は残されたまま。序盤戦は4バックを多用していたが、うまくいかないと判断して3バックを試用している。昨季は試合中も厭わずに3バックと4バックを使い分けて試合の流れを引き寄せた試合もあったが、今季は結局どちらもあまりうまくいっていない。バックラインの数が問題ではなさそうだ。

 多く使われるシステムは4-2-1-3、4-3-1-2、3-4-1-2といったところか。トップ下が存在する形をエメリは好んだが、序盤戦はMFメスト・エジルを頑なに使おうとしなかった。MFジョセフ・ウィロック、MFダニ・セバジョスが起用されたが、結果にはつながらなかった。

 結果的に就任2年目を迎えたエメリ政権は暗礁に乗り上げた。ELでフランクフルトに逆転負けを喫したアーセナルは、11月29日にエメリ解任を決断。アシスタントコーチを務めていたフレドリック・ユングベリを暫定監督に据えた。

安定感を欠くディフェンスライン

 GKベルント・レノは唯一、安定感のあるパフォーマンスを発揮していると言えるだろう。昨季のセーブ数はビッグ6で最多の105を数える。今季はそれを越えるペースでセーブ数を記録しており、不安定な守備陣を支える貴重な存在になっている。

 センターバックにはDFソクラティス・パパスタソプーロス、DFダビド・ルイスが並ぶ。チェルシーから加入したダビド・ルイスは高い足下の技術で攻撃の起点となることができるが、チームとしてはビルドアップに苦戦する試合が多い。特にソクラティスが狙われるケースが多く、不用意なボールロストからピンチを招いている。

 フルハムから復帰したDFカラム・チェンバースはサイドバックとセンターバックで起用され、前十字靭帯断裂から復帰したDFロブ・ホールディングも第12節でリーグ戦復帰を果たした。序列が下がっていたDFスコドラン・ムスタフィも、徐々に出場機会を増やしている。

 夏の移籍市場が閉まるギリギリのタイミングでDFナチョ・モンレアルが去った左サイドバックはDFセアド・コラシナツが務めていた。だが、10月に戦線復帰した新加入のDFキーラン・ティアニーもその座を狙っている。

 DFエクトル・ベジェリンは前十字靭帯断裂の大怪我で欠場が続いていたため、右サイドバックはMFエインシュリー・メイトランド=ナイルズが起用されていた。しかし、本職がサイドアタッカーの22歳は安定感に欠け、チェンバースの起用が増加。ベジェリンも10月に復帰を果たした。

ジャカの問題行動と不遇のエジル

 中盤は開幕からMFマテオ・ゲンドゥジと、今季より主将を務めるMFグラニト・ジャカが中心となっていた。しかし、第10節のクリスタル・パレス戦で途中交代の際にファンからのブーイングに反応したジャカは、ファンに向かって暴言を吐いてしまった。

 その後、ジャカは謝罪したが、チームとの話し合いの末に主将の座を降りた。精神的に不安定になっていたジャカは約1ヶ月欠場したが、11月28日のELフランクフルト戦で復帰している。

 エメリ政権下でMFルーカス・トレイラは重要な存在ではなかった。トップ下で起用されることもあり、鋭い対人守備や豊富な運動量を活かせない役割を担うことも多かった。

 トップ下には開幕からウィロックとセバジョスが併用されていた。セバジョスは初先発となった第2節バーンリー戦で2アシストをマークするなど、上々の出足を見せたが、11月上旬にハムストリングを痛めて離脱してしまった。

 開幕当初はカップ戦しか出場機会を与えられなかったエジルだが、11月以降は積極的に起用されている。アタッキングサードで違いを作れるエジルは貴重な存在だ。なぜ序盤戦で起用されなかったのか、大きな疑問が残るところだ。

前線は豊富な陣容だが、全体のバランスは…

 前線は昨季の得点王FWピエール=エメリク・オーバメヤンが軸となっている。FWアレクサンドレ・ラカゼットは怪我で1ヶ月間離脱したが、復帰後はオーバメヤンとともに前線を牽引している。献身的に働くラカゼットと得点感覚に優れるオーバメヤンは質の高いコンビネーションを見せている。

 新加入のFWニコラ・ペペは開幕当初から積極的に起用されていたが、リールで見せていたようなパフォーマンスはまだ見せられず。徐々に出場機会を減らしている。しかし、10月24日のELギマラエス戦では、途中出場から直接FKから2得点。左足から繰り出されるFKはチーム屈指の精度を誇るだけに、彼の生きる場所を見出したいところだ。

 FWブカヨ・サカ、FWガブリエウ・マルチネッリといった若いアタッカー陣もヨーロッパリーグや国内カップで経験を積んでおり、他のポジションに比べれば層の厚い陣容と言えるだろう。

 チームはオーバメヤンの得点力とセットプレーに依存している。昨季に続いてフィニッシャーとしてオーバメヤンは高いパフォーマンスを見せており、エジル、ペペから放たれる精度の高いプレースキックの威力は高い。しかし、それ以外の得点パターンは少ないことは課題に挙げられる。

 ボールを失った際のディフェンスは脆弱だ。「攻」から「守」への切り替えで後手に回り、相手にゴール前まで簡単に侵入を許してしまう。引き分けが多く、勝ち点3をわずかのところで逃している試合が多いだけに、守備の整備がされれば今後は勝ち点を積み重ねていけるだろう。

 複数のフォーメーションを使い分けるというよりは、結果が出ずに試行錯誤が続いている印象だ。新体制の下、アーセナルは解決策を見つけることができるのだろうか。

(文:編集部)

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