空きボトルのリサイクルとCO2削減を目的に商品開発
家でちょっとムーディーな雰囲気で食事をしたい時や、ゲストを招いた時の卓上照明は、テーブルコーディネートの大切な要素といえます。しかし、毎度同じものを使うのでは新鮮味がなく、コーディネートも限られてきてしまいます。
そんな時のお役立ちグッズを紹介します。日本初上陸のドイツ製LEDライト「ボトルライト」です。ガラスボトルや、ワイン、ウィスキーなどの空ボトルの口に差し込むだけで、間接照明を作りあげることができます。代官山と中目黒の蔦屋書店が先行予約を受け付けています。
製造元はドイツのボトルライトカンパニー。LEDライト製品のボトルライトとテーブルランプを主に製造している会社です。日本初上陸となるのは、「ボトルライト ウォームホワイト・ブライト BOT04」と「ボトルライト vivi-LED レインボー BOT05」の2種類です。
同製品の発明者は、医療機器の製造・開発に長年携わってきました。リタイヤ後、「空きボトルのリサイクル」と「LEDライトによってCO2削減したい」という想いから、この製品の開発に至ったとのこと。パッケージや部品のデザイン、製造、組み立て、梱包のすべてをポツダムにある工場で一貫してメーカーが行っているのも特長のひとつです。
2段階調光、シンプルさが活用範囲を広げるBOT04
同BOT04は、本体のアクリルガラスから柔らかい電球色の光を放ち、ボトルのガラスを通してさらに光が広がります。
ボトルライトのフタを少し回すことで、簡単に2段階の明るさに調光可能です。選択した明るさや使用頻度により、単3電池(アルカリ電池または、1.2V NiMH充電式電池)3本で40~120時間程度明るさが持続します。色付きのボトルに差し込むとカラーライトのように見えてムーディー、透明なガラスボトルであれば照明としての明るさが採れます。
25色のカラーバリエーションを持つBOT05、色の自動変化も
25色のカラーバリエーションを持つBOT05、色の自動変化も
「ボトルライト vivi-LED レインボー BOT05」は、ボトルライト製品の最上位機種。内蔵の電子機器がボトルライトの特定の傾きでの回転を検出し、それに応じて明るさと色を調整する新技術が導入されています。
同BOT05は、1本で25色のカラーバリエーションを楽しめます。全25色がゆっくりと自動的に変化するバージョンも選択でき、4段階の明るさ調整が可能です。
10分以上水平状態に置かれていると、スリープモードに入ります。「色を選択したり、明るさを調整したりする操作が最初は少し難しく感じるかもしれませんが、操作に慣れていく過程も楽しめます」と代官山 蔦屋書店の担当者は話します。
明るさは、iPhoneのライト機能や単3乾電池2個の懐中電灯と同じくらいとのことです。
色付きボトルを使用する場合は、選択したライトの色や明るさ、ボトルガラスの色の濃さや、厚みなど諸条件によって明るさは異なります。「BOT05は、昼白色や電球色、明るいレベルを選択すると、部屋が真っ暗な状態でも半径30~40cm以内なら本が読める程度の明るさがあります」と担当者。
色付きボトルを使ってライトボトルの明るさを検証
ボトルがお洒落であればあるほど、素敵な間接照明になる本製品。色付きボトルに使うと、ライトの明るさはどうなるのでしょうか。
写真左のグリーンのボトルは、濃い緑色の分厚いガラスのワインボトルにBOT04の電球色の一番明るい光(40lm)を選択したものが入っています。この状態で、前出の担当者は「比較的周りを明るく照らしていると思います」と説明。
色の濃い青のワインボトルには、BOT05の濃いピンク色を選択し、4段階中の2番目の明るさ(60lm程度)に設定したものが入っています。この場合については、「照明としての明るさは採れていないと思いますが、装飾として色合いを楽しめます」とのことです。
このようにカラーバリエーションに応じて、明るさを調節してみたり、インテリアやお皿、料理、テーブルクロスに合わせて色コーデをするのも楽しみのひとつ。持ち運びでき、耐水性なので屋外やアウトドアにも利用できます。
電池式なので、停電時や災害時などにも活躍してくれることでしょう。エコな製品ながら、スタイリッシュで実用的。そんなインテリアグッズの宝庫であるドイツらしい商品といえます。
ボトルは別売りですが、代官山 蔦屋書店で予約した人には、ボトルをプレゼントするとしています。
●代官山 蔦屋書店
住所:東京都渋谷区猿楽町17-5
営業時間:7:00~翌2:00
予約・問合わせ:03-3770-2525(代表)
※表示価格は全て税抜です。掲載の情報は2019年3月時点のものです。