人材派遣事業を展開するR＆G（さいたま市）が、「仕事終わりのデート」に関する調査を実施。その結果を発表しました。
「デートに集中できない」「モチベーションが下がる」
調査は2024年5月31日から6月9日、20代〜40代の社会人を対象に、インターネットリサーチで実施。500人（男性160人、女性340人）から有効回答を得ています。
全回答者に「仕事終わりのデートがしんどいと感じたことがあるか」について聞いたところ、「よくある」が21.8％、「たまにある」が55.4％で、全体の7割以上が「ある」と答えました。多くの人が「仕事帰りにデートするのはしんどいな」と感じた経験があるようです。なお、「全くない」と答えた人は22.8％にとどまっています。
では、女性はどんな理由から「仕事終わりのデートがしんどい」と感じているのでしょうか。
女性に理由を聞いたところ、圧倒的トップとなったのは「仕事で疲れている」（161人）でした。コメントでは、「業務がひっ迫していて疲れていると、すぐに帰りたいと思ってしまう（20代）」「当日の仕事がハードだと、人に会うエネルギーが残っていないときもある（20代）」「デートは楽しくても、仕事でクタクタだから」（30代）といった声が寄せられる結果に。疲れていると恋人の話が頭に入ってこなかったり、恋人に対して優しくなれなかったりすることもあるかもしれません。
次いで多かったのは「外見のコンディションが悪い」（64人）。理由を聞くと、「メイク崩れが気になってデートに集中できない。疲れている顔をパートナーに見られたくない（20代）」「顔が疲れてるし、肌とか髪がベタついてるから（30代）」「『コンタクトによる充血』『メイク崩れ』『足のむくみ』など、とにかくコンディションが悪くてモチベーションが下がる（40代）」といった回答が。メイク直しをしても朝と同じ状態には戻らないことも多く、テンションが下がってしまう女性も多いようです。
なお、全回答者に「仕事終わりにするならどんなデートがいいか」について聞いたところ、「カフェ・レストランで外食」（197人）がトップに。次いで、僅差で「家で過ごす」（182人）が続く結果となりました。
調査結果を受けて、同社は「仕事帰りのデートを負担に感じる人もいますし、繁忙期など負担に感じるタイミングもあります」「しかし休日が合わないカップルの場合は、仕事帰りのデートが貴重な機会。会いたいけれど負担感が大きいなら、『短時間かつ近場で』などの工夫をしてみてはいかがでしょうか」とコメントを寄せています。
オトナンサー編集部
