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なぜ今、「HEY!HEY!」「関ジャム」がゴールデンに初進出したのか?

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「HEY!HEY!NEO! MUSIC CHAMP」MCのダウンタウン(2017年3月、時事)
「HEY!HEY!NEO! MUSIC CHAMP」MCのダウンタウン(2017年3月、時事)

 8月1日午後9時から11時10分までの大型特番で「HEY!HEY!NEO! MUSIC CHAMP」(フジテレビ系)が放送されます。同番組は1994年から約18年間にわたって放送された、ダウンタウンがMCを務める「HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP」のスピンオフ企画。2015年から、不定期で7回放送された深夜番組ですが、初めてゴールデン・プライム帯に進出します。

 また、その3日前の7月29日午後8時から、2時間SPで「関ジャム 完全燃SHOW」(テレビ朝日系)が放送されました。こちらは毎週日曜午後11時から、レギュラー放送されている深夜番組ですが、同様に2015年のスタートから初のゴールデン・プライム帯進出だったのです。

 異なるテレビ局が同じ時期に初めての音楽特番を放送することに、テレビ好きや音楽ファンから、「なぜ今この番組?」「これもコロナ禍の影響?」などの声が上がっていました。今、テレビと音楽番組はどんな状況で、どんな狙いがあるのでしょうか。

恒例の“超大型フェス特番”に暗雲

 真っ先に触れておかなければいけないのはやはり、コロナ禍の影響。春から軒並み、音楽ライブが延期・中止された一方、緊急事態宣言による外出自粛で音楽の映像作品を自宅で楽しむ機会が増えました。さらにその後、徐々にYouTubeやSNSで歌ったり、ネット配信ライブを行ったりするアーティストが増えて、「音楽に触れる時間はむしろ増えている」と言われています。

 ただ、テレビに目を向けると、既存の音楽番組は感染予防のガイドラインに沿って懸命に放送を続けていますが、例年のような夏らしい大型企画をなかなか放送できていません。

 夏は各局が野外フェスのような大型音楽特番を放送していますが、今年はTBSが7月18日に「音楽の日2020」を9時間半にわたって放送したのみ。24日に放送されたテレビ朝日の「ミュージックステーション 夏スペシャル」は3時間30分のほぼ通常特番にとどまり、日本テレビの「THE MUSIC DAY 2020」は秋以降への延期を検討中、フジテレビの「FNSうたの夏まつり」は未定と、コロナ禍の影響が見られます。

 また、リアルでも「FUJI ROCK FESTIVAL ’20」「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」などの夏フェスが開催されず、音楽ファンたちにとっては寂しい夏となってしまいました。

「HEY!HEY!NEO! MUSIC CHAMP」「関ジャム 完全燃SHOW」は、そんな音楽ファンたちに向けた贈り物のような番組という位置付けなのでしょう。前者は若年層から支持を集めるイキのいいアーティストを集め、後者はキャッチーなジャニーズをモチーフにしつつ、同番組らしくマニアックな視点から深掘りしていました。

 夏フェスのような超大型特番の放送が難しい中、既存の音楽番組に工夫を凝らした編成で視聴者を楽しませようとしているのです。

1時間では失敗でも特番なら成功

 あまり知られていませんが、現在、民放各局は音楽番組の可能性を再考しているそうです。例えば、現在、ゴールデン・プライム帯で放送されている1時間番組の「ミュージックステーション」や「CDTV ライブ!ライブ!」(TBS系)は1桁中盤程度の低視聴率で、打ち切りになってもおかしくないレベル。しかし、その番組を3~4時間の大型特番にすると視聴率は2桁を超えることが多いなど、計算のできるコンテンツになるのです。

 人々の好みが分散・細分化し、1時間で出演させられるアーティストの数では、引きつけられる視聴者の数が十分とは言えません。その点、大型特番なら多くのアーティストをそろえられるほか、希少なコラボを見せられるなど、幅広い視聴者層を引きつけることが可能。さらに「ライブのお祭り感を楽しみたい」という期待感も大きく、放送中はツイッターのトレンドワードを独占することも少なくないのです。

 興味深いのは、どちらの番組も「2015年にスタート」「深夜帯らしいエッジの効いたコンセプト」という共通点があること。今回のゴールデンタイム初進出はスタートから5年が過ぎた今、「今後どのような可能性があるのか」「どこまで視聴者層を広げられるか」を見極める試金石のような意味合いもあるはずです。

 両番組の評判が良ければ、再びゴールデン・プライム帯で放送される可能性はあるでしょうし、悪ければ、別の形を模索していくでしょう。「音楽ファンはテレビよりもネット中心の生活をしている人が多い」と言われているだけに、各局は音楽番組に振り向いてもらうために、今回の結果に限らず試行錯誤を続けていくのではないでしょうか。

コラムニスト、テレビ解説者 木村隆志

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