結婚相談所「パートナーエージェント」を運営するタメニー（東京都品川区）が、「理想の結婚相手」に関する調査を実施。その結果を発表しました。
「生活防衛資金」を意識？
調査は2024年12月20日から同月24日、20～35歳（平成生まれ）の未婚男女を対象に実施。計2413人から有効回答を得ています。
全回答者に「結婚したいと思うか」について聞いたところ、「結婚したい」人が19.4％、「どちらかといえば結婚したい」人が11.6％、「いい人に出会えれば結婚したい」人が17.3％となり、平成生まれの未婚男女全体の48.3％の人が「結婚したい」と考えていることが分かりました。なお、男女別では、男性の45.9％、女性の50.4％が「結婚したい」と回答しています。
「結婚したい」と回答した人（1163人）に、「将来、結婚するならどんな相手がいいか」を聞いた結果、1位となったのは「長時間一緒にいても苦にならず、安心感がある」（46.2％）でした。次いで「価値観が似ている」（44.5％）、「話し合いができる」（44.1％）と続いています。
「相手にどれくらいの貯金があるのが理想的か」については、「分からない」（17.4％）、「特に気にならない」（16.5％）がそれぞれ2割近くを占めたものの、具体的な金額として最も多かったのは「200万円以上〜300万円未満」（15.0％）でした。次いで「100万円以上〜200万円未満」（12.0％）、「300万円以上〜400万円未満」（11.7％）と続いています。
一方で「自身の貯金」については、同様に「分からない」（19.1％）がトップとなったものの、次いで多かったのは「200万円以上〜300万円未満」（13.2％）となりました。
これを受け、同社は「先行きが不透明な現代において、万が一のトラブルに備える『生活防衛資金』を意識している人も多いのではないでしょうか」「一般的に結婚式費用は350万円程度といわれており、お相手と自分の貯金がそれぞれ200万円程度、2人で400万円程度あるのが理想的と感じる人もいるようです。こうした金額感覚には、結婚生活を支えるだけでなく、将来的なリスクに備える意識も含まれているのかもしれません」とコメントを寄せています。
令和における「理想の結婚相手」について、あなたはどう思いますか？
オトナンサー編集部
