親や祖父母から譲り受け、さらに子どもへ受け継ぐ宝石「ヘリテージジュエリー」。この連載では、「私のヘリテージジュエリー物語」と題して、読者から寄せられたヘリテージジュエリーにまつわる素敵なエピソードを紹介します。今回は、祖母からダイヤの指輪をもらったという女性のエピソードです。
祖母が亡くなり、ダイヤの指輪を受け継ぐことに
(※写真はイメージです)
私の祖母はアクセサリーが大好きな女性でした。
定期的に少しづつ購入していたようで、身につけるだけではなく眺めるのも大好きだったようです。
血筋かは分かりませんが、アクセサリー好きはしっかり遺伝したようで、私も小さいころからアクセサリーが掲載された広告を眺めていたほどでした。
私が高校2年生のころに祖母が亡くなり、亡くなった時点で祖母が所持していたアクセサリーは私、母、叔母などの家族の中の女性たちで欲しいものを分け合う形で相続することになり、私は一粒のダイヤがセットされた指輪を相続しました。
その指輪は成人するまでは指輪のままで持っていましたが、就職したときにリメイクしてもらってデザインを現代風に変えたネックレスにしてもらいました。
ジュエリーを付けていることで祖母の思い出話に花が咲くように
(※写真はイメージです)
親戚の集まりなどあらたまった席につけていましたが、その際に母や叔母も相続したアクセサリーを身につけているので祖母の思い出話がしやすく、祖母のおかげで懐かしい気持ちになれてうれしく思っています。
そして、私には娘がいるので、いつかこのダイヤを娘に引き継いであげたいとも思うように……。
家族で同じ物を何世代にも渡って使えるのは、宝石を使ったアクセサリーならではだと思います。
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※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。
(マイナビ子育て編集部)