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トランプ大統領「新型エアフォースワン」に激怒!! でも計画キャンセルはムリなワケ

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アメリカのトランプ大統領がSNSで新たなエアフォースワンの開発遅延に怒っています。ただ、なぜ開発が遅延しているのでしょうか。また開発中止や別機種での再開発は可能なのでしょうか。

政権トップが再び新型AF1にケチ付けた

 アメリカ大統領専用機「エアフォースワン」の更新計画が、2025年3月現在、混迷を極めています。

Large figure1 gallery10現在の「エアフォースワン」VC-25A。見た目の違いはほとんど無いが、原型機が古いボーイング747-200である点が異なる(画像:アメリカ空軍)。

 そもそも新型のエアフォースワン「VC-25B」の開発は、ボーイングが進めていましたが、技術的困難とコスト高騰により当初の計画よりも大幅に遅延しています。この状況に対してドナルド・トランプ大統領が激しい怒りをあらわにしたことで、議論が再燃しているのです。

 新型エアフォースワンは、現行のVC-25A(ボーイング747-200B改造型)を更新する目的で2018年に正式な開発契約が結ばれスタートしています。ボーイングは、新たな大統領専用機としてボーイング747-8を基にした「VC-25B」を2機開発し、2024年までに導入する計画でした。しかし、開発は度重なる問題に直面し、現在ではさらに4年ほど遅延すると見込まれており、トランプ大統領の任期に間に合うのか極めて微妙なラインに立たされています。

 こうした事態にトランプ大統領は苛立ちを募らせ、「中古機を調達することも可能だし、他の選択肢も検討するべきだ」と発言したのです。この振る舞いは、第1次トランプ政権が発足する直前の2016年にも、同じくボーイングに対して発言したことを思い起こさせます。当時、彼はツイッター(現X)で「40億ドルもの開発費は馬鹿げている! この計画をキャンセルせよ!」と投稿し、大きな波紋を呼びました。

 しかし、トランプ氏の怒りは見当違いと言わざるを得ないでしょう。VC-25Bの遅延の原因は、機体の開発そのものが難航しているからではありません。ボーイング747-8自体はすでに実績のある機種で、技術的には成熟したモデルです。大統領専用機としての特殊な改修が、予想以上に困難を極めているのです。

運用開始がどんなに遅延しても米政府の負担は変わらないワケ

 エアフォースワンは普通のVIP輸送機ではなく、核攻撃を含むあらゆる事態においても国家指導部が機能し続けるための「空飛ぶホワイトハウス」としての役割を果たさなければなりません。そのため、鉄壁の通信システム、強力な電子戦装備、さらには空中給油能力など、軍用機さながらの特殊装備が膨大に施されます。こうした改修は、仮にボーイング747-8ベースをやめたとしても結局必要で、仮に機種を変えたとしたらその作業は最初からやり直しになってしまうでしょう。

Large figure2 gallery11次期「エアフォースワン」VC-25Bの完成予想CG。現在開発中であるがスケジュール遅延と予算超過に悩まされえている(画像:アメリカ空軍)。

 これらを鑑みると、トランプ大統領が主張する「中古機の調達」や「計画のキャンセル」は現実的ではありません。エアフォースワンの搭載システムは通常の民間機とは根本的に異なる設計思想のもとで作られており、単純に中古機を改修することで代替できるものではないからです。

 ボーイングの新型エアフォースワン計画は、技術的な複雑さだけではなく、回避不可能な天災だった「コロナ・パンデミック」の影響も大きく受けてスケジュールが遅延。結果、コストの高騰を招きました。トランプ大統領の怒りとキャンセル発言が注目を集めているものの、実際には計画を完全に撤回するのは非現実的であるといえるでしょう。

 いずれにせよアメリカ政府の負担額は40億ドル固定であり、超過分はボーイング社自身が賄わなくてはなりません。ボーイングにとっては開発の遅延を受けたコスト増加をどのように抑えるかが今後の焦点となります。

 エアフォースワンは移動手段というだけではなくアメリカの国家安全保障を支える象徴的な存在です。新型機の完成が遅れようとも、最終的には導入されることが確実視されています。この計画が示すのは、国家を支える膨大かつ強固なシステムを1機の航空機に詰め込むことがいかに大変であるかを示す好例といえるでしょう。

 また、結果論ながらそれだけ「複雑怪奇」なプロジェクトを、ボーイングが見積もりを誤り安価で受けすぎてしまったという点、それもまた事実なのかもしれません。

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