フランス気分が高まるこの夏。「おうちでテレビを見ながら、フランス料理を食べる」なんて、いつもと違うプチ贅沢を味わうのも良いですよね。
ただ、フランス料理というと、家で作るのは難しそう……。そこで、自宅で手軽に作れるフランス料理を、成城石井のシェフ・水野翔太さんに教えてもらいました! 低アルコールのシードルなど料理に合うお酒、そして平日の夜に食べたい新惣菜もご注目ください。
意外と簡単にフレンチが完成! 切るだけ&ワンパンレシピ
2024年7月26日(金)〜8月31日(土)の期間中、成城石井では「フランスフェア」を開催し、フランスにちなんだ自家製惣菜やパン・デザートなど最大90品を展開しています。そのフェア対象品に合わせて、店頭やSNSでは自宅で簡単に楽しめるレシピを紹介。店頭では水野シェフが考案した簡単レシピを5種類のせたリーフレットをイベント期間中配布予定です。
例えば「カマンベールチーズとりんごのアペリティフ」はフランス産「プレジデント カマンベール 8ポーション」を使ったレシピ。作り方はカマンベールとリンゴをカットして並べて、りんごジャム・蜂蜜・オリーブオイルを混ぜたソースをかけるだけ!
水野シェフによると、風車のように並べるのが美しく盛り付けるコツです。火も使わず、簡単なのに、フランス風前菜があっという間に完成します。りんごのシャキッとした食感とトロッとしたカマンベール、一緒に食べると抜群のおいしさ! 詳しいレシピは店頭で配布されるリーフレットをご確認ください。
リーフレットでは、5種類の簡単レシピに合わせておすすめのお酒も紹介されています。ソムリエ資格を持つ商品部本部 酒販課 バイヤーの長澤卓也さんによると、「カマンベールチーズとりんごのアペリティフ」にぴったりのお酒は「シードル プティ ブション(750ml、1,639円、写真右)」。シードルはりんごのお酒なので、りんごの料理と相性抜群です。さらにアルコール度数が2.5%と低めで、お酒が強くないアラサー女子にもぴったり!
「九州産黒毛和牛のステーキ~ブルー・ド・オーヴェルニュと燻製ナッツ~ 」は一見、難しそうなのにワンパンで作れちゃう水野シェフ考案レシピ。フランス料理で難しいソース作りを、「ブルー・ド・オーヴェルニュ」というフランス産の青カビチーズで代用するレシピです。ステーキ肉を初心者がおいしく焼くためには、「薄めのステーキ肉」を選ぶのが水野シェフのおすすめ。厚切りすぎると火入れが難しく、取材時は1cm〜1.5cmのステーキ肉で実践してくれました。
作り方はフライパンにオリーブオイルをひいてアスパラガスを入れ焼き色をつけたら、空きのスペースにステーキ肉も一緒に入れて焼いちゃいます。わざわざアスパラを取り出す必要は無く、中火で片面約1分30秒、バターを加えてもう片面を約1分焼いたら完成です。あっという間!
「ブルー・ド・オーヴェルニュ」はどうするのかというと、お皿に盛り付けたあとに乗せるだけなので、失敗なし! ジューシーなステーキと青カビの濃厚なチーズの掛け合わせは、おうちにいながらレストランの味です。赤ワインが好きな人は、フランス・ボルドー・メドック地区の「2022 CHパリ(750ml、2,189円)」を合わせるのも一押し! ワイン単体で飲むとタンニンが濃いめなのですが、ステーキと合わせると抜群にちょうど良い塩梅で、フランスへ脳内トリップできる味です。
「自家製ベーコンと砂肝のリヨン風サラダ」はベーコン、角切りにしたパン、砂肝をオリーブオイルで炒めたものを、特製ドレッシングで和えたサニーレタスやトレビスなどに盛り付け、最後に目玉焼きをトッピングする水野シェフ考案レシピ。ドレッシングは「成城石井 フレンチドレッシング」と「テメレール 粒入りマスタード」を混ぜるだけで、ワンランク上の味になります。
リヨン風サラダは通常ポーチドエッグをのせるものですが、水野シェフはそれを目玉焼きに変えて、家庭でも簡単に楽しめるレシピにしたそう。サラダですがこれだけで一食分になるほどのボリューム感なので、1人ごはんにもおすすめです。
このサラダに合うお酒はフランスを代表するロゼワインの産地・プロヴァンス産の「クール ドゥ カルドリンヌ プロヴァンス ロゼ(750ml 2,189円)」。ワインのアルコール度数の高さが気になる人に長澤さんが教えてくれた方法は、「氷を入れて楽しむ」こと。氷を入れることでキリッと冷え、アルコール度数も下がるので飲みやすくなります。夏のフランスではロゼワインや白ワインに氷を入れる文化があり、果実感やしっかりとした味わいのものなら氷を入れてもおいしく飲めるそう! 成城石井では氷を入れて楽しめるおすすめのワインにPOPが設置されてるので、それを目安に選ぶのもいいですね。
海老の旨みがすごすぎる……激ウマ惣菜&限定スイーツ
平日の夜、料理をせず「すぐにごはんを食べたい……」という働く女子に応えてくれるのも成城石井。フランスフェアでは、自家製惣菜や自社輸入の新商品も登場しています。ぜひとも食べてほしい、絶品の新惣菜が「成城石井自家製 海老の旨みをとじ込めた濃厚ビスク風リゾット(755円)」。フランス・ブルターニュ地方発祥のビスクスープを成城石井流にアレンジしたもので、少し硬めに炊かれたバターライスが添えてあります。
スープはアメリケーヌソース・フォンドオマール・海老エキス・海老オイル入り。スープとバターライスをよく混ぜて食べると、口に入れた瞬間に4種の海老の旨みが芳醇に広がります……! ウマ! こちらもプロヴァンス産の「クール ドゥ カルドリンヌ プロヴァンス ロゼ(750ml 2,189円)」と一緒に味わうのが長澤さんのおすすめです。
「成城石井自家製 ブリュレドゥーブルフロマージュ(4号 送料込み3,240円)」は人気が出そうな予感しかしない新スイーツ。なんと、2024年7月にリニューアルした公式オンラインショップ「成城石井.com」限定販売のため、成城石井が近くにない人でも買えちゃいます! 4層構造のチーズケーキで、1層目がゲランドの塩をきかせたフランス産全粒粉使用の「クッキー生地」、2層目がフランス産8カ月熟成コンテチーズとクリームチーズを使用した「ベイクドチーズケーキ」、3層目がレモン果汁が爽やかな「レアチーズケーキ」、4層目がキャラメリゼしたブリュレ仕立て。ベイクドチーズケーキの濃厚さを感じながら、レアチーズケーキのさっぱりとした後味など計算し尽くされていて、本当においしかったです。販売期間は2024年7月26日(金)10時~8月25日(日)23時59分で、お届け期間が8月2日(金)~8月31日(土)です。
おうちでフランス気分を味わえる、成城石井のフランスフェア。水野シェフ考案のレシピを参考にフレンチに挑戦してみたり、お惣菜で気軽にフランス気分に浸ったり、つい成城石井に通ってしまいそうなおいしさでした。テレビを見ながら、成城石井流のフランス料理を味わう夏を楽しんでみてくださいね!
・公式オンラインショップ「成城石井.com」