
総菜パンとして根強い人気のある「焼きそばパン」。コンビニ各社(セブン-イレブン・ローソン・ファミリーマート)でも、個性豊かな焼きそばパンが販売されていますね。
今回は、コンビニ各社(セブン-イレブン・ローソン・ファミリーマート)の焼きそばパンをピックアップ。総重量や味わいの違いなどを検証しています。
最も重みがあるのはセブン-イレブン

お皿の重さを抜いて、総重量を測定しています。セブン-イレブンの焼きそばパンが最も重くて125g。次いで、ファミリーマート112g、ローソン107gです。3社ともに焼きそばパンの大きさに違いはないように見えますが、セブンイレブンのみ少し重くて意外性があります。
セブン-イレブン「ソースが決め手の焼きそばパン」162円(税込)実食レポ

スライスしたパンに焼きそばをサンド。ソースの味が決め手。今回食べ比べ対象としている3品の中で最も販売価格が安いながらも、最も重量があります。コストパフォーマンス抜群です。

1個当たり263kcal・たんぱく質6.8g・脂質5.0g・炭水化物48.6g・食塩相当量2.7g。

焼きそばの麺にソースがたっぷりと絡んでいます。他に具材はなく、とてもシンプルですね。

パン生地は、ややパサつきがあります。ほんのり甘いソースの味がしっかりと出ている素朴な味わいに仕上がっています。焼きそばの麺がぎっしりと詰まっているのもいいですね。
ネット上では「シンプルで良い」「ソースが濃くて甘みも出ていて◎」といった声が出ています。
ローソン「こだわりの焼きそばパン」171円(税込)実食レポ

肉の旨味やソースが香る定番の焼きそばパン。豚ひき肉を使用して麺を炒めています。ローソンの「推しパン」です。

1個当たり278kcal・たんぱく質8.1g・脂質8.4g・炭水化物43.5g・食塩相当量2.5g。

青のりの香りが鼻を通り抜けていきます。焼きそばの麺はセブン-イレブンの焼きそばパンよりもやや細め。

パン生地は、ややむっちりしていてふかふか。青のりの風味とソースのバランスが良いですね。焼きそば麺は丸みを帯びていて、つるんとしています。
ネット上では「麺がばらけていないので食べやすい」「マヨネーズがあればより濃厚で良いかも」といった意見が出ています。
ファミリーマート「生コッペパン(焼きそば)」168円(税込)実食レポ

生クリームを加えたもちっと食感のコッペパンに、濃い旨ソースを焼きそば麺に絡ませてサンドしています。紅しょうがのトッピングも。宮崎県と鹿児島県では取り扱いありません。

1個当たり280kcal・たんぱく質6.6g・脂質8.7g・炭水化物43.7g・食塩相当量2.8g。

紅しょうが香る焼きそばパン。マヨネーズはかたまっています。

パン生地がもちもちしていて、焼きそば麺との一体感があります。紅しょうがと濃厚なソースをベースに、まろやかなマヨネーズ。酸味はほとんどありません。
ネット上では「もっちりしたパン生地がとくに美味しい」「ほんのりとした甘さが加わって不思議な味わい」といった声が出ています。
シンプルな焼きそばパンを求めるならばセブン-イレブン「ソースが決め手の焼きそばパン」がおすすめ

食事の一品や小腹が空いた時などに手に取りたくなる、コンビニ「焼きそばパン」。各社ともに具材や味わいの違いが出ており、個性が光っています。
ローソン「こだわりの焼きそばパン」は青のりとソースの旨味のバランス抜群の一品。対する、ファミリーマート「生コッペパン(焼きそば)」は、パン生地に生クリームが練りこまれた意外性のある焼きそばパンも好評です。
そして、セブン-イレブン「ソースが決め手の焼きそばパン」は、焼きそば麺にソースたっぷり、具材はなし。と、シンプルに味がまとまっています。シンプルな味わいの焼きそばパンを求めている人におすすめです。
3社ともに味わいの違いが顕著に出ているコンビニ焼きそばパン。ぜひとも、自分好みのコンビニ焼きそばパンをお試しくださいね。
筆者:グルメライター 相場 一花
飲食チェーン店のメニューを年間100食以上食べ比べる、飲食チェーン店お持ち帰りマニア。コンビニや話題のグルメショップにも足を運んでいます。